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内容説明
十九世紀,南北戦争以前のアメリカ南部.気ままに生きる少年ハックルベリー・フィンは,トム・ソーヤーとの冒険のあとで大金を手に入れたものの,未亡人に引き取られてかたくるしい生活を送っていた.そこへ金を目当てに飲んだくれの父親があらわれ,ハックは黒人奴隷のジムとともに,筏でミシシッピ川をくだる冒険の旅に出る.初の少年文庫化.
目次
ハックルベリー・フィンの冒険┴訳者あとがき┴カバー画 丹地陽子┴さし絵 E・W・ケンブル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たま
80
上巻の終わりごろに大地主たちの私闘が語られ、ここから物語が紡がれるのかなと期待したが、川を流される家(中に死体)や蒸気船(中で殺し合い)の逸話と同じく、社会の暴力性を示すだけで過ぎ去ってしまう。王様と公爵を詐称する香具師の逸話も同じ。ミシシッピ川の流れのように出来事は流れ去り、人も経歴を詐称しつつ流れ去り、最後は何とトムの親戚の家と言う小さい世界に行きつく。19世紀後半にフランスの作家が試みたような社会全体を描くということは、このバラバラ社会では難しく、筏で川下りと言う表現が最適解だったんだなと思う。2025/08/16
yumiha
45
下巻でもハックは逃亡奴隷ジムのことで悩んでいる。最後には地獄に落ちることを覚悟して、ペテン師に40ドルで売られてしまったジムを助けようと決意したのだが…。そして偶然(神様のご都合主義?)登場したトム・ソーヤーと共にジム救出作戦を練り準備する。が、トムの面倒で難儀でうっとおしい作戦にハックは振り回される。ハックの簡単な救出方法でエエちゅうのに、トムは何を考えているんだ?そのわけが明かされるラスト、ポリーおばさん(まで登場)の「生皮を引っ剝がさなきゃ」の気持ち、同感ですわ。せめて蹴り飛ばしてやりたい。2023/01/05
mntmt
28
想像以上に良かった。読んで良かった。読まずに死ねない、素晴らしい本だ。いろいろ翻訳が出てると思うけど、あえて、千葉茂樹さんの訳で読みました。2018/02/13
やまはるか
25
上巻の終盤から登場したニセの侯爵と王様が関わるドタバタが延々と続き、年代の古さを差し引いても物語として閉口した。アメリカ文学の不朽の名作として読むと、逃亡奴隷であるジムの存在が大きな役割を果たしている。奴隷は人でありながら人に所有される。奴隷が人の財産であることを奴隷のジムもハックも承認しているところにこの物語の時代背景があり真実がある。2024/12/08
eriko*
20
わたしもまた少年に生まれ直したい!と思わせるお話。 今と比べて、良いことばかりじゃないのは100も承知だけれど、冒険に満ちていたワクワクの時代背景も魅力的。2019/02/04
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