内容説明
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『エドワード・スタンフォード賞』受賞!
放棄された場所、忘れられた場所、消え去った場所を、世界中から37カ所集めて紹介する。
それぞれの場所について、「地図」と「写真・イラスト」で在りし日の姿と現在の姿を対比し、その場所をめぐる歴史の物語をわかりやすく解説する。オールカラー。
目次
<収録場所>
モヘンジョ・ダロ/ハットゥシャ/レプティス・マグナ/ザナドゥ(上都)/シウダー・ペルディーダ/マハーバリプラム/パレンケ/ヘリケ/ペトラ/ティムガッド/アレクサンドリア/チャン・チャン/ロアノーク/バゲルハットのモスク都市/フリート川/獅城(ライオン・シティ)/オールド・アダミナビー/ポート・ロイヤル/エサンベ鼻北小島/ロスト・シー/ボディ/フラッグスタッフ/ドナウ川/死海/スリムス川/スキップシー/エバーグレーズ/グレイシャー国立公園/チワワ砂漠/トンブクトゥ/スカラ・ブレイ/ヤムナー川/ベネチア/コンゴ盆地の熱帯雨林/グレート・バリア・リーフ/万里の長城/ツバル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シフォン
41
地球が変化するのは、自然の流れなのか、人類のせいで起こっている地球温暖化の影響なのか、南太平洋の国ツバルのように住民の5分の1が移住し、島が無くなってしまうかも知れないとはとんでもなく深刻、また、グレートバリアリーフの珊瑚の半分が白化しているとか、死海の水位が年間1mも下がってるいるとか、スリムス川は4日で消えるという衝撃の事実を知ることができた。古代の遺跡や古い建造物を全て残すことはできないけれど、何とかしてほしいと願ってしまう。万里の長城も危機にさらされているのね。2022/09/15
HMax
37
消えゆく場所だけじゃなく、発見された場所も。説明が結構多く丁寧です。ロアノーク(アウターバンクスにあった)やフラッグスタッフ(アリゾナ州ではなくメーン州にあった)はアメリカだからか詳し過ぎの感あり。行ってみたい所も多いですが、危険なところは避けたい。そんな中でも消えるまでに行きたいベスト3、①ベネチア。やっぱりゴンドラにも乗りたいね。②グレーシャー国立公園。寒いのは嫌ですが、何とかなりそう。③ペトラ。インディージョーンズをやってみたい。2020/11/22
yyrn
30
かつて栄華を極めた古代都市が砂やジャングルに埋もれ、忘れ去られ、何百年の時を経てそれらが世界各地で発見されて、という話が冒頭から続き、強く惹きつけられた。なぜ打ち捨てられたのか?大地震などの天変地異で壊滅的な被害を受けたのなら分かるが、どうして征服者や次の時代の人々はそこを再利用しなかったのか?という疑問にも推論も交えながら簡潔に答えてくれる本。「盛者必衰の理」をしみじみと感じつつ、他にも気候や環境の変化で見捨てられた場所の紹介もあり、人類の行く末に哀愁を感じてしまうのだった。2023/08/03
それいゆ
29
ヨルダンのペトラ遺跡は一度は行ってみたい所です。インディジョーンズの映画のシーンがよみがえってきました。死海も行ってみたいですね。ベネチアとタージマハルがあるヤムナー川は、以前訪れました。タージマハル近くの岸辺で野焼きをしている煙に気づきましたが、火葬の煙だと聞いて衝撃だったのを思い出しました。北海道猿払村沖合のエンサべ鼻北小島、この島の名はニュースか何かで聞いたことがあります。誰も気づかないうちに消滅してしまうとは!沖ノ鳥島なんかコンクリートで固めて島を維持しようとしているのに、何ともお気楽な!2020/05/06
鯖
21
写真もでっかいし、文章もいっぱい長くあって、地球の歩き方のムック本とはやっぱ違えなあとは思った。1987年に確認されたあと、いつのまにか消えてた日本のエサンベ鼻北小島も取り上げられててフフフってなる。誰か昭和新山みたいに記録つけてくれてたら面白かったのになー。ドナウ川はかつての流域と今、流れてるところは8割が河川工事によって異なってるとのことだけど、それはどこの川もそんなモンではと思ってしまった。2021/11/17
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