内容説明
不可能に挑戦し、回天の事業を成し遂げた男。瀕死の薩摩藩経済を立て直した男の経営手腕――膨大な額にふくれあがった借金を、すべて踏み倒す。この役目を誰にやらせるか? 思案に暮れた島津重豪(しげひで)は、茶坊主の調所(ずしょ)を大抜擢、駄目でもともとと、大坂に派遣する。回天の事業は、まさにこの時はじまった……。地位も財力もない身で、瀕死の薩摩経済を再建、維新の胎動に挑戦した、不屈の男の経営手腕を描く長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
糜竺(びじく)
40
さすが私の好きな直木賞作家の佐藤雅美氏。予想以上に面白かったです。主人公は、元は茶坊主ながら後に薩摩藩の家老になり、500万両の借金を立て直し、逆に100万両の備蓄に成功した調所笑左衛門が主人公です。知ってる知識と言えば、幕末が舞台の2008年大河ドラマ篤姫の最初の頃に、平幹二郎が演じていた人物という位でした。それにしても、この主人公がいなければ、幕末の薩摩藩には全く金が無く、薩摩が表舞台に立つことは無かったでしょう。立て直す為の泥臭い苦労、名君と言われた島津斉彬との確執など最後まで読み応え充分でした。2017/03/14
ホームズ
0
1996年11月6日初読
パキス
0
調所は悪役としての面が有名であり、借金の整理を一人でやったと思っていたが、逆に、殿の指示に従い着実にタスクをこなしていた官僚であるとのこと。斉彬からの見立てとは違っていて、また斉彬との確執も興味深い。2023/03/12
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