内容説明
地理学のおもしろさは、私たちが生活する環境の成り立ちを解き明かしていくところにあるでしょう。本書はその地形・気候・植生について「なぜそうなったのか」という視点で、具体的にわかりやすく解説。さらに世界50カ国以上を訪れた著者が体験したエピソードも散りばめられていて、リアルで楽しい内容となっています。写真・図版も満載で、自然の様々な不思議や疑問を明らかにしてくれる自然地理学の入門書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クサバナリスト
13
『人間の営みがわかる地理学入門』が面白かったので本著も読んだ(殆どパラパラ読みだが)。高校時代、地理は嫌いだったのでもしその当時本著に出会っていたら、もっと地理が好きになり、共通一次試験では地理を社会の選択科目にしていたかもしれない。2016/07/09
かりんとー
8
(紀伊国屋書店)自然地理学は難しいと思っていたが、面白い。なぜ山手線は地上駅と地下駅があるのか、とかシーボルトとイチョウの関係とか。もし深く勉強すれば世界の見方は確実に変わるだろう。2020/05/14
ルーシー
7
まともに地理を勉強したのは中学の時だけだったように思う。この本を読んで世界の地形、地質、気候、植生が相互に関係していることを改めて学べた。この本の中ではアフリカが一番多く登場したが、一口にアフリカ大陸といっても気候も地質もバラバラで興味深かった。地理について知れば知るだけ人間の歴史(世界史)にも興味が湧いてくる。地図帳を広げながら本書を読むことはとても充実した時間だった。2020/01/19
たか
6
以前に同じ著者の人間の営み編を読んだから今回はこちらを。個人的には人間の営み編の方が好きかも。2018/08/21
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
5
地形、地質、気候、植生と幅広く解説。余談が多く、話が脇にそれるので、自分には読みづらく感じた。系統的に書かれた教科書としてじゃなくて、おはなしだと思って読めばいいのかな。「なぜ〜なのか?」というトピックが結構あるが、バシッと答えを提示せずに終わっていることがあり、モヤッとする。図や写真がたくさんあって良い。2016/09/15
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