内容説明
超流行作家の牛田竜介は誰も顔を見たことがない謎の存在。原稿は秘書の二村久江を通じて渡される。その牛田の家で強硬突破を企てた編集者が殺された。果して犯人は現場から姿を消した牛田なのか?おなじみ大貫警部・井上刑事のコンビがのり出して、とんでもない真相が明かされたのだが──。表題作他2編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
79
流行作家は本当に実在するのか。秘書はいったいどういう役割なのか。赤川次郎作品,特に,四字熟語殺人事件の系列では、特に念の入った構成になっていてお勧め。普段の登場人物より、事件関係者に焦点があたっていてよい。 他の2作品も同様に楽しめる。2011/07/12
hnzwd
20
大食漢で傍若無人な大貫警部と常識人の井上刑事がコンビのシリーズ。覆面流行作家による殺人?となる表題作の他中編3編。トリックも動機もそれなりにミステリしつつ、軽妙な会話とキャラクターで赤川作品らしさを感じました。2022/12/14
coco夏ko10角
20
四字熟語シリーズ。今回はなんかいつも以上に箱崎課長のストレスやばかったような…。『流行作家』誰も見たことがない流行作家、実在するのか?しないならだれが原稿を? お話は『前途洋洋』が面白かった。 流行作家/絶望未満/前途洋洋2021/05/01
不見木 叫
6
「人間消失もの」である表題作が個人的ベストです。2011/08/26
mitsu
4
相変らずの大貫警部で、課長が可愛そうな感じがより強くなってきている感じです。しかしどうやって大貫さんは警部になったのでしょうか?それだけが不思議ですね。2013/06/04
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