バンチコミックス でっちあげ 2巻

著者名：福田ますみ【原案】/田近康平【漫画】

新潮社（2020/12発売）

• ISBN：9784107723338

内容説明

どこにでもあるような街の、どこにでもあるような学校。どこにでもいるような母親と、どこにでもいるような先生。どこにでもあるようなありふれた関係、のはずだった。悪夢の“家庭訪問”までは――。平成17年10月11日、沢渡夫妻の主張「教諭によるいじめ」はすべて夫妻の“でっちあげ”であると証言した、教諭・杉谷誠とM市教育委員会に対して、損害賠償を求める訴えを起こした。教諭による“いじめ”および自殺強要が理由である。しかし、第1回口頭弁論において、全て夫妻の“でっちあげ”である、という杉谷の証言に始まり、予想をはるかに超える全容が明かされる。時はさかのぼり平成17年5月12日夜分、沢渡家を訪問した杉谷は、美月の不思議な気迫に呑まれ、帰宅を切り出せず――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kーazuki]

学校では、過剰な保護者からのクレームや先生に対しての批判など、今でもありますね。そのような時に校長をはじめ学校としてきちんと対応していかなければなりません。校長は、どちらの味方でもなく、状況や事実をしっかり捉えて対応しなければ問題を泥沼化してしまいます。私も以前そのような立場でしたので心に感じるものがあります。

2024/08/20

[池野恋太郎]

ノンフィクションを元に描かれてるらしいけどこういう親って本当にいるし最近おかしな大人が増えたように思う。

2024/02/26

[めんへら]

ひたすら胸糞。しんどい。

2023/10/04

[yorip]

母親も怖いが、校長と教頭もいやだな。親の方は変な人という感じだが、校長と教頭はバカだな。こっちの方がメンタルに来そう。父親は母親の影響を受けてるから判断が難しいが、詰めるのはうまそう

2024/11/09

[文太＠漫画部屋]

徐々に猿渡夫妻の異質さが際立ってきた。

2023/11/05