内容説明
かつてない規模のサイバーテロが準備を終え、攻撃開始の時刻を待つばかりだという。姿を隠した大統領ダンカンは対策班を動かし、同盟国の力も借り、仕込まれたウィルスの始動を止めようとする。だが犯行が予告された当日未明、ロサンゼルスの複数の施設で爆発が起きた。これは一連のテロの幕開けにすぎないのか、そしてホワイトハウスに潜む裏切り者とは? ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー第1位の傑作サスペンス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くたくた
54
【第190回海外作品読書会】ずーっとコンピュータウイルス対策で、大統領の山荘の作戦司令室の中だったので、上巻の盛り上がりにくらべて静的。大統領が失踪してどれだけの冒険活劇を繰り広げるのだろう!と期待してはいけない。大統領は、危機対策で作戦司令室にお籠もりしただけだ(笑)。そしてストーリーの本命は国家を破綻させるウイルス対策ではなく、裏切り者のあぶり出しだった、という。ちょっと肩すかしな感はある。とはいえ、十分に面白い内容ではあった。ストーリーの一方を牽引した殺し屋“バッハ”もちょっとパンチが足りないかな。2021/10/10
たくぞう
0
下巻で見事に離陸。ずいぶん低空飛行。ウ~ン。2024/08/01