南米チリをサケ輸出大国に変えた日本人たち ゼロから産業を創出した国際協力の記録

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南米チリをサケ輸出大国に変えた日本人たち ゼロから産業を創出した国際協力の記録

  • 著者名:細野昭雄
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 地球の歩き方(2020/12発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478059944

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内容説明

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この電子書籍は、市中一般書店で販売している書籍『南米チリをサケ輸出大国に変えた日本人たち ゼロから産業を創出した国際協力の記録』を底本にして電子化したものです。電子書籍化にともない加筆修正を行いましたので一部底本と異なるところがあります。
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日本が年間に消費するサーモンは約55万トン。このうち約3割をチリ産が占めるが、今から40年前にはチリにサケは生息していなかった。JICA(独立行政法人国際協力機構)の技術協力によって、今やノルウェーと1、2を争うサケの輸出国となっているチリ。本書では「水産養殖産業の奇跡」といわれる日本チリ・サケプロジェクトの実態を1971年のスタート時から振り返り、当該プロジェクトが現地の社会・経済にどのような変革をもたらしたのかを明らかにしていく。


目次
プロローグ 南米チリのサケ産業の奇跡

第1章 ゼロからの出発

第2章 親が育つから子も育つ

第3章 企業化へのテイクオフ

第4章 日本市場を開拓せよ

第5章 世界のサケ2大輸出国へ成長

第6章 獲る漁業から育てる漁業へ

第7章 産業人材を養成したプロジェクトの力

エピローグ 奇跡の先へ

あとがき

文献・資料リスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

4
困りはてた長澤は、大きな発想の転換をした。海面養殖の導入である。網を張った海上の浮き生簀でサケを養殖するのである。海上でサケを成魚になるまで育てて、卵をとり、卵から稚魚を育てて放流する。これが成功すれば、日本から卵を輸入する必要がなくなる。78年、日本の日魯漁業:ニチロがニチロ・チレ社を設立し、1979年に、チリで最初の民間企業によるサケの海面養殖を開始させた。画期的ともいうべきニチロのサケ養殖成功の後、サケの本格的商業生産に向けた新たな飛躍が起こった。チリのサケ産業のテイクオフの時が、いよいよ近づいた。2018/11/03

石けん

0
JICAによるチリでのサケマス類の養殖産業の確立までが書かれている。あくまでも、記録といった感じで、面白く書かれているかというとそうでもない。こういう分野に関心があれば、という感じで。2013/06/01

どんこ

0
地球の裏側から鮭が届けられていたのか。2018/03/03

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