内容説明
<人形つかい>に襲われた放送局から高見沢麗という女性キャスターを救出するため渋谷へと向かった瞬は、
建物を包囲する警官隊に見つからないように内部へと潜入する。
そこで瞬が目にしたのは、突入したSAT(特殊急襲部隊)に襲いかかる女子高生の姿だった。
一瞬のうちにSATの隊員を血の海に沈めた少女の、つぎな標的は瞬--!?
壮大なスケールで贈る伝奇アクション小説、衝撃の第3弾!
感想・レビュー
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**クトゥルー・第3巻**魔との契約で人ならざるものの細胞を宿す主人公、瞬。その力を悪用する『人形つかい』。瞬はキャスター高見沢麗をその魔の手から救出するため渋谷へ向かう!ついに邂逅する両者。人口密集地、渋谷が人外の狩場に変貌した瞬間だった・・・――学生特有の甘い認識で動く我らが主人公。しかし、その背後で明らかになる世界設定が秀逸!実際の謎として存在する人間の進化の空白、ミッシングリンク!ヒトとサルの中間の生物の発見はまだなされていない。その解釈と著者の着眼点はSFとしても楽しめました。今後も期待の傑作!2013/03/04