内容説明
世界を救うため、勇者と共に魔物を倒す旅をしていたヒカゲ、15歳。影を自在に操る力を使い、勇者を援護していたヒカゲだったが……。「敵の自由を奪った状態でなぶり殺すなんて……この卑怯者!」 活躍の場を奪われた勇者からパーティーを追放されてしまう。一人になってしまったヒカゲは“奈落の森”と呼ばれる場所で、魔物を狩りながら孤独に暮らしていた。そんなある日、一人の少女・エステルを助けたことで、自分が奈落の森の守り神として崇められていることを知る。戸惑いながらも、自らが守るべき存在がいることを知ったヒカゲは再び世界を救うため立ち上がった! 人類最強のスキルで、悪をなぎ倒す! 異世界チート物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
22
★ web版未読。茨木野先生の作品をなろうでいくつか読んでいたが、個人的に作品によって合う合わないがはっきり分かれるタイプの作家さんなので今作はどちらかなと読み進めていくも、残念ながら今作は自分の中で合わないに分類されるタイプの作品だった。ストーリーが割と簡素であること、ヒロインズがやたらとチョロインである事はこれまでの作風から知っていたので特に気にはならなかったものの、全体的に俺TUEEEE要素全開の作品であるはずが何故かそれに伴う爽快感を味わえなかった所が少し厳しかったかなと。本来この作者さんの→2021/02/04
真白優樹
8
傲慢な勇者に追放された暗殺者の少年が、女性ばかりの隠れ里のある森で守り神となり、襲い来る敵を打ち倒す物語。―――世界をも包めるこの力で守れ、太陽のある大切な居場所を。 影を自由自在に操る最強の力で次々と強敵達を打ち倒す。そんな圧倒的な力を持ちながらも心優しい少年が、少女との出会いを切っ掛けに温かな居場所を得ていく物語であり、王道的な温かさと熱さのある読み易く真っ直ぐに面白い物語である。大きな敵も打ち倒し、最早敵なしかと思われる中、少年の前に現れる新たな敵は、どんな敵となるのか。 次巻も須らく期待である。2020/11/29
ちゃか
4
勇者パーティーから追放後は敵国との国境にある奈落の森で魔物を狩る生活をするようになって。 そこで人知れず暮らしていた村人と出会い、守り神として慕われることになって。さらには幼馴染と再会して、仲を深めたりするわけです。 高ランクの魔物を狩り続けてレベルアップしたので基本的に苦戦はしないし、サブタイトル通りの展開が繰り広げられる作品ではあります。2022/12/05
リク@ぼっち党員
3
勇者パーティーを追い出されて、惰性で魔物を狩り続けていたら最強になっていました。一巻に全部詰め込んだせいでトントン拍子に進んで感情移入しにくかった。あとこの手の作品ではありがちだけど、主人公を上げるために勇者を下げるのはどうなんだろう。パーティー組んでる元仲間も下げることになるし、もっと言えばそんな勇者を祭り上げてる人類全員バカなの?ってなる。せめてそれが勇者の成長に繋がるならまだしもそれもなく。主人公上げにも敵の格が必要でしょ。2020/12/05
菊地
1
この手の作品にありがちだけど、追い出す流れが雑だし、最強になる過程も雑。うーん、この系統の作品として特筆するほど出来が悪い訳じゃないとは思うんだけど、そんなに面白くはなかったです。2021/04/28