宝島社文庫<br> 殺戮ガール

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宝島社文庫
殺戮ガール

  • 著者名:七尾与史【著】
  • 価格 ¥607(本体¥552)
  • 特価 ¥424(本体¥386)
  • 宝島社(2020/12発売)
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  • ISBN:9784796669641

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内容説明

ミステリー史上、最凶最悪の女殺人鬼がなりたかったものは、お笑い芸人だった!?10年前、女子高生30名と教員を乗せたバスが、忽然と姿を消した。様々な噂が流れたが、現在も真相はわからないまま。この怪事件により姪を失った刑事の奈良橋は、独自に調査を続けていた。そんなある日、管轄内で起きた「作家宅放火殺人事件」を担当することになり……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

131
えー、最後一行でそのオチなの!?女子高生30人らを乗せたバスの消失という何やら陰謀めいた事件が語られる導入はお見事!その因縁抱える刑事の前に黒い長髪の白い女が浮かび上がる展開は読みやすい。ただ、視点や時系列が少しずつ変わるものの、如何せん順番に淡々と明かされていく様に捻りがあまりないのが残念…その仕掛けが分かると、結構な人数並ぶ人物紹介さえ蛇足に思えてしまった…それでも力技ながら、きちんと冒頭に結び付いてホッとする(笑)終盤で明らかになる動機や企てはまさに『殺戮ガール』だが、その生立ちもちょっと投げやり…2019/04/16

ehirano1

87
この物語に『なぜ?』は問いてはいけないのですね。2018/04/02

にいにい

81
七尾与史さんの「死亡フラグが立つ前に」で出てきた殺戮ガール、楽しむために、また、正体を隠すために、身寄りのない人を見つけ、調べ、殺して成り替わる。 名前を変え、整形する殺人鬼”スペクター”と姪と姉の仇を討つためにスペクターを追う刑事。スペクターを多くの人の目を通し、生い立ちを追っていく。スペクターの性格は、最後まで理解できないけど、最近の世の中、隣に居そうな怖さがある。 逮捕され解決してしまうより、後味残る終り方だった。で本宮さんと対決しないかな?。多分無理だな。続きも楽しみな一冊。2014/02/20

相田うえお

76
★★★☆☆23037【殺戮ガール (七尾 与史さん)】現在、放送中のTBS金曜ドラマ『ペンディングトレイン』では電車が消えてしまいますが、本作品のスタート部はそれと状況が似てまして、30人の生徒を乗せたバスが消えてしまうんです。ただ、消え方が大きく異なってましたけどね(ネタバレするので秘密〜。笑)で、このまま話は流れていくのかと思いきや、連続殺戮系の話にガラリと変わり、『はて、バスが消えたのとどう繋がるんだ?』と、頭にハテナマーク。さらには『ん?お笑いだって?』後半でこんなふうに繋がるとは。マジか...。2023/05/31

Satomi

68
遠足で女子高生30名を乗せたバスが忽然と姿を消すという平成最大のミステリー!!!!10年後発見されたバスからは白骨化死体が…1体不足してる…。犯人は!?!?その動機は!?!? ちょっと面白いそうでしょ~!!動機はびっくりするほど薄っぺらいし、入れ替わりモノとしても突っ込み所満載です!!笑♪残虐残酷シーンもあるけれど、どーもコントに思えてしまう…。これは本格的なミステリーを期待してはいけません。ちょっとした冗談に付き合うくらいの軽~いノリで読むのがちょうどいいのかも…笑(^-^)2016/03/19

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