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内容説明
日本の「現在地」を俯瞰する! 現代用語事典として1986年に刊行が始まった「情報・知識事典imidas」は、現在はオピニオンやコラム、エッセイを掲載するウェブサイト「情報・知識&オピニオンimidas」として運営されている。本書には最近の掲載記事から24本を厳選して収録。執筆陣にはジャーナリストや弁護士、研究者、活動家など幅広い分野の専門家が集結している。新型コロナウイルス、政治経済、環境、労働、教育、差別、ハラスメント、全体主義……。日々に流されがちな問題の一つ一つを掘り起こしてみれば、私たちがいま、さまざまな局面で岐路に立っていることがわかるだろう。日本の現在地を俯瞰し、一歩先の未来を読み解くための一冊。
目次
はじめに
1 コロナの時代
2 変わる法律・制度
3 内政・外交のいま
4 揺れる社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てつJapan
12
【良かった】今はWeb中心らしいイミダス。新聞に載らないようなトピックを取り上げ、新聞に載っているトピックは一段階掘り下げている感じ。2020年11月刊。2021/07/31
templecity
10
最近の話題について各評論家の論説。コロナ禍において全体主義的な動きになっている評者が多い。アベノミクスの一面的な見方などは気になる。どちらかというと左派的な論調か。2021/01/10
おおかみ
10
24本の記事のうち、4本が新型コロナウイルス関連。分量としてはもう少し多くてもよかったと思うが、他のカテゴリの記事を併せて読むことで、全体主義的傾向やマイノリティ攻撃、科学や歴史の軽視といった従来からの諸問題がコロナ禍で露わになっているのだと改めて感じる。2020/12/22
shouyi.
4
ウェッブサイト「情報・知識&オピニオン imidas」に発表された24本の記事をテーマ毎にまとめたもの。さすがにコロナの記事が多いが、忘れるべきでないのは、「差別」的言動があったこと。差別で言えば相模原の事件も改めて考えさせられた。現代を多面的に考えるのには最適な書となった。2021/08/25
釜煮蕎麦
2
興味ある項目が多く、読んで良かった。問題が山積みで知らなければいけないことが沢山ある。 2021/02/11