コスミック時代文庫<br> お助け裏同心 重蔵組

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コスミック時代文庫
お助け裏同心 重蔵組

  • 著者名:山田剛【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • コスミック出版(2020/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784774762326

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内容説明

だれが呼び始めたか、「重蔵組」──。芝居小屋・河原崎座の奈落の底に仲間を招集したのは、腕利きの元北町奉行所同心・五十坂重蔵であった。若い頃は定町廻りとして悪党どもを引っ捕らえ、例繰方に転属後は、頭の切れを活かして数多の未解決事件を処理している。そんな重蔵も、惣領の官兵衛を跡番代として隠居していたが、その人柄と功績を見込んで、事件の相談や陳情に訪れる人々が後を絶たなかった。そこで重蔵は、人の苦しみ、悲しみを分かち、心を癒すため、いわば私設の奉行所を結成。信頼たる面々──元密偵の富五郎、髪結いのお紺、蘭方医の新船隼人とともに、一度は解決した事件に挑むのだった。一厘の疑念を晴らすべく、今日も鋭い洞察力でその全貌を明らかにする!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

46
元北町奉行所同心・五十坂重蔵、腕利きで霞一党を捕まえたが赤猫により逃がして20数年。その時のミスで例繰方に転属。惣領息子の官兵衛に跡番代として隠居したはいいが・・官兵衛は流行り病により25才と言う若さでこの世を去った。永い失意と鬱屈とした日々を過ごしていたが・・。やっぱりね人柄と功績も大事ですが、人との何気ない日常の付き合いが力をくれるんです。定年を迎えたからってのんべんだらりとしていては・・と爺さんに云い続けて20数年。霞の晋兵衛の執念を見習えよ!なんてね(;´∀`)。お助け同心として復活!・・羨ましい2022/06/13

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