もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・近代~現代篇

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紙書籍版価格 ¥2,640
  • Kinoppy

もう一つ上の日本史 『日本国紀』読書ノート・近代~現代篇

  • 著者名:浮世博史【著】
  • 価格 ¥2,640(本体¥2,400)
  • 幻戯書房(2020/11発売)
  • ポイント 24pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784864881920

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内容説明

「学校教育でたどり着かないから知らない」「マスコミや教師は今もGHQに支配されている」「歴史は雑学、動画で充分」「世界から尊敬を受ける日本」……インターネットの普及以降、断絶の様相を呈しつつある日本人の近現代史観。では、教科書では実際にどう教えているのか? 真に「誇りを持てる歴史観」とは何か? 陰謀論を卒業するためにこれだけは知っておきたい、歴史リテラシー入門125講。
「こはにわ歴史堂のブログ」連載書籍化、ついに完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きおくあたま

9
この本を読みながら、日本国紀の該当箇所(誤記や誤解、強引・トンデモ解釈)に印をつけていったら、もう疲れてしまった。指摘するだけでもたいへんな労力なのに、(きっと)怒りを抑えつつも、紳士的に、右も左もないど真ん中の歴史を深く丁寧に綴っている。私も世間に惑わされることなく、信用ある著者の本で、しっかりと歴史を学んでいきたい。2020/09/14

なーちゃま

6
今まで読んできた歴史に関する本の中で、最も知的好奇心をそそられた本。ネットに氾濫する誤った情報に基づくイデオロギーをしっかり否定してくれる。また、自分の歴史認識が「過去の古い歴史の情報が先生から生徒へと再生産されていっている」過程にいることが分かった。浮世博史先生が引用している書籍を参考に学び直し続けた。2021/01/31

しゅー

3
★★★ 『日本国紀』のように歴史「で」語るのではなく、歴史「を」語ろう。ネットの言説を転用するのではなく、原典にあたり出典を明らかにした上で引用する。用語の意味をおろそかにしない。語感のイメージ(例えば「単独講和」)だけで語らず、定義をしっかり確認する。通史を書く上では10年、20年をひとくくりで論じがちだが、出来事の起きた日付をしっかり確認し、前後関係(従ってそこから導かれる因果関係)を誤らない。そもそも、歴史は単独の力(例えば「柴五郎が▪▪▪」)だけで動くものではない。複数の力が合わさって動くものだ。2020/10/26

のら

2
著者は社会科教諭。副題のとおり、百田さんの『日本国紀』を検証する1冊。本書の後書きに以下の文章がある。 「歴史「を」説明することと、歴史「で」説明することは違う。歴史「で」思想・信条を語るのは自由ですが、思想・信条のために都合のいい歴史を集めてしまうと、本来の姿が歪みます」(480頁)。 『日本国紀』評はこの文章に尽きる。思想・信条のために都合のいい歴史を集めてしまい、本来の姿が歪んでしまったのが『日本国紀』だと理解した。2020/12/01

デカゴジラ

2
戊辰戦争での奥羽越列藩同盟討伐が長州藩の「私闘」であったり、江戸幕府が結んだ条約は不平等ではなく、長州藩による外国船打払の賠償により結ばされた「改税約書」、さらには、明治新政府が国際的に承認されたい焦りから結んだ「日澳修好通商条約」が不平等条約だったり、と学校の歴史では学んでこなかったこと知り、『勝てば官軍』という言葉を改めて認識した。 その後の「大東亜戦争」「敗戦と占領」では、日本国紀の誤り指摘が多かった。今現在、K国と問題になっている戦後補償について何が正しいのか知りたかったが、説明なく残念だった。2020/11/09

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