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内容説明
時は大正。人の心の声が聞こえる京極一成は、その力を活かして商社を経営する敏腕社長だ。
事業は順調だがその力のせいで人を信じることができず、彼はかなりひねくれた性格をしていた。
一成は資産と人脈を目当てに名家である諏訪部家の令嬢に縁談を申し込むが、縁談相手の諏訪部ななからは心の声が聞こえないうえ、彼女は声を出して話すことができなかった。
戸惑う一成だが、勢いで二人は夫婦になってしまい…? 不器用で幸せなふたりの結婚生活が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
16
人の心の声が聞こえる主人公。その主人公が唯一心の声を聞くことの出来ないヒロイン。彼女は口の聞けない薄幸の少女。ひょんなことから夫婦になる二人だが、実は彼女の方にも秘密があった。訳アリの二人が少しずつ心を通わせていく展開になりそう。周囲のキャラもクセ者揃いで次も楽しみ。なんとか七名(なな)に幸せになってほしい。2020/11/17
guinness mama
15
★★☆☆☆ 大正時代、新興の実業家x妾の子だがお嬢様、政略結婚、心の声が聞こえるヒーローと見えるヒロイン。セールになっててお試し。2021/05/08
粋
9
前作も読んでいて、今回も話が気になったので読んでみた。前作もそうだけど、森永先生の作品は読んでいて辛くなるけど、キャラ達の人のよさとか温かさに救われる。心の声が聞こえる設定はよくあるが、七名の設定にはちょいと驚いたな。そして、七名が字を読めないおかげである意味あった幸せが、読めるようになることで失う幸せと得られる幸せがどうなるかとても気になる。簡単には幸せになれないということらしいが(苦笑)、それでも大きな幸せが二人に訪れるのを見たいな。2021/10/23
珠李
8
一成何だかんだで七名ちゃんに優しいよな。2022/01/25
雪乃
7
レトロっぽい絵柄がこの作品とマッチしていて楽しんで読めました。七名は1年以内に声を出すことができるのかすごい気になります。2020/12/30