アジア仏教美術論集<br> 南アジア〈1〉マウリヤ朝~グプタ朝

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アジア仏教美術論集
南アジア〈1〉マウリヤ朝~グプタ朝

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  • サイズ A5判/ページ数 635p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805511251
  • NDC分類 702.25
  • Cコード C3370

内容説明

仏教美術の始源へ。ブッダを象徴的に表す初期仏教の時代から、仏像の創始を経て、東西文化との混淆のなかで大きく花開いた南アジアの仏教美術。日本・欧米における研究の到達点を明示する19本の論考+総論による、豊穣なる古代インド仏教世界への招待。

目次

総論 南アジアの古代仏教美術
1 初期仏教の時代(アショーカ王伝と仏伝;仏伝の形成―バールフット彫刻の再考;景観の中のストゥーパ・僧院・聖遺物―サーンチー地域における形式学的・空間的・時間的パターン)
2 北インドのクシャーン朝(クシャーン朝の仏陀像を解き明かす―マトゥラーおよびガンダーラにおける禅定、成道、説法、王者性;比丘と比丘尼と「低俗な」実践について―インド仏教における仏像崇拝の導入;クシャーン朝マトゥラにおける石製仏像の形式展開)
3 南インドとスリランカ(アマラーヴァティー出土の仏坐像浮彫に関する再考察;カナガナハッリ大塔におけるスジャーターの乳糜供養図について;『マハーワンサ』に見られる舎利・仏塔信仰―王権・僧団との関り)
4 北インドのグプタ朝と西インドのヴァーカータカ朝(希望、失意、栄光の記念碑―インドを変えた五〇年にわたるフンとの戦い(四八四‐五三四年)
大英博物館所蔵ダネーサル・ケーラー出土仏陀像から読み解くグプタ王朝の政治構造
西マールワー地方の仏像石窟のストゥーパ―インド建築史における位置づけ
アジャンター後期壁画に見られる西方との交流―いわゆる「胡人」表現を中心に)
5 インドの基層文化と仏教美術研究(ヒンドゥー教の形成とヒンドゥー美術;インドにおけるヤクシャ信仰と仏教美術の形成―四天王とその眷属の鬼神を中心に;鑿と絵筆で語られた説話―仏教研究における美術史の重要性)

感想・レビュー

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イツシノコヲリ

2
インド仏教史の授業を受けたのがきっかけで流し読みした。この論集で重要なのは仏像の誕生で3つの論考がある。従来、偶像崇拝の伝統があったクシャーナ朝の影響と在家信者の要請によって菩薩の形として仏像が誕生したという説明がなされているが、初期のマトゥラー仏の銘文によると出家者のものの割合が高く、また一時期、比丘尼が仏教教団の中心に位置し、仏像造立に大きく関わったのではないかとする革新的な論考もあり興味深い。またヒンドゥー教美術の論考もあり、水牛や四天王、守門神についても詳しく知れたので良かった。2023/12/13

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