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内容説明
がんになった写真家になぜかみんな人生相談。
毎週必ず話題になる『なんで僕に聞くんだろう。』書籍第2弾。
「クリエイターと読者をつなぐサイトcakesで、2019年&2020年上期“もっとも読まれた記事”1位。更新のたびにバズる人生相談。
「DVを受けてきた自分は、どうしたら人を憎まずにいられるか」
「障害とうまく付き合っていく方法を聞きたい」
「精神疾患を持つ夫を受け入れられない」
「結婚する友だちを妬ましく思ってしまう」
「地味にまじめに勉強をしている私は間違っている」?
「就活が迫っているのに、したいことがわからない」
「毒親を辞任してるシングルマザーだけど、今の彼の子供がほしい」
「私も幡野さんみたいに本音で行きたい」
「親に復讐したい」
「23歳だけど恋人ができたことがない」
「好きだった先生を忘れられない」
「受験に失敗してからずっと前を向けない」
――家族のこと、恋愛のこと、将来のこと、病気のこと。みんな“幡野さん”に聞きたがる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホッパー
68
人生相談の本。前作と変わらずかなり重めの相談が多く、人生相談に回答する側も相当神経使うだろうなぁ、、と思う。幡野さんの回答は極端なものはあるけれど、そういう捉え方もあるな、、といつも考えさせられ、唸らさせる。悩み事というのはタイトル通りのモノだと思う。人生の局面で悩んだ時に、フラットな視点を取り戻すために読み直したいと思える本でした。2021/07/23
ちさと
31
珍しい犬拾ったみたいな気分。他人との距離感をしっかり取るような文体で、他人のお悩み相談にこたえていきます。言葉選びが職業を反映していてとても自由人な印象を受けました。タイトル通り、自分のちっぽけな悩みは深刻な問題なのに、他人の悩みって「なんでこんなことで悩むんだろう」と思いがちですよね。本書の中の様々な「他人」の悩みに触れることで、自分のそれも大したことないんだよなぁって少し気分が楽になるかも。あ、いいなって思える言い回しもいくつか見つけたので、得した気分。2021/03/03
モミ
27
前作から続けて読みました。人生相談の本です。 相変わらずキレキレの答えに驚きます。ワオがツボで笑いが止まらなくなってしまいました。2021/09/21
水色系
26
他人の悩みはひとごと、自分の悩みはおおごと。ってホントだよね。しかし前回も思ったんだけど、相談文の読解力、人に対する観察眼が非凡。他人に理不尽な対応をする人を容赦なく切る。これでバシッと言われた相談者はどんなふうに受け止めたのか、と気にしいなのでちょっと思ってしまった。2022/05/05
アコ
23
人生相談本。わかりやすくストレートな物言い。相談者にはキツいかもと感じるものも。特に著者自身も体験しているという親族関連の悩みへの回答がズシンとくる。たしかに親族だからデリカシーフリーってあるし、それが抱えきれない悩みにつながることって多いのもわかるなぁ…。にしてもタイトルが秀逸。ひとごと、おおごと。「人の悩みや苦しさに鈍感で、自分の苦しさに敏感であるほど視野が狭くなり不寛容が始まるように感じる」(おわりに より)という言葉を改めて考えたい。※cakes連載2021/06/29