講談社文庫<br> さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ

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講談社文庫
さんかく窓の外側は夜  映画版ノベライズ

  • ISBN:9784065209523

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内容説明

「私といれば怖くなくなりますよ――。」

書店で働く三角康介は、幼い頃から霊が見える体質に悩まされていた。
恐ろしい姿をした彼らが恐ろしく、人間と幽霊を区別するためメガネが手放せない。

ある日、書店に冷川理人と名乗る男が訪れる。
「私といれば怖くなくなりますよ」という言葉に心を動かされ、三角は冷川の“仕事”を手伝うことに。

だが、あるバラバラ殺害事件に関係する霊が、祓われる際に恐ろしい言葉を残す。

「ヒウラエリカに騙された」

ヒウラエリカとは何者なのか? なぜ、霊を“騙し”ているのか。

3人の“運命”が交わる時、東京中を巻き込む大事件が起きる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

137
映画の予習。コミックは未読です。霊が見える書店員の三角と霊を祓う冷川がその能力を使って事件を解決。そこに絡んでくるヒウラエリカという女子高生。さらには宗教的要素も加わって…のような内容なのかな。展開が早くてついていけない部分もあったけど、暗さと禍々しさは十分伝わった。映像でどんな風に表現されるのか楽しみです。2020/12/23

しまふくろう

22
映画を観て購入。 物語は映画のノベライズ版。ストーリーは変わらず謎は謎のままだった。康介視点で話が進むので、映画とはまたちょっと印象が違うのが面白い。 謎の男や英莉可の事が知りたかったので、その後にはほとんど触れられなかったのがちと残念。2021/03/22

Twakiz

20
映画もコミックも知らずに図書館でイベント的に置いてあったので読了.ちょっとボーイズラブ的な要素と呪術●戦?的な呪い払いの話.ヒウラエリカちゃんがもっとすごい悪いラスボス的な女子なのかと思ったら彼女も被害者なのね..ちょっと自分には,十分理解+楽しむことができなかった.マンガ版は評判良いようですね・・2021/06/07

MAMI.

9
★★★★☆2021/05/10

山田

8
表紙から「BLだったら嫌だな」と思って敬遠してたけど、映画化もしてるし読んでみた。良かった、BLじゃなかった。主人公は「霊が視える」事を周囲に知られる事で社会から弾き出されてしまうのでは無いかと悩む本屋の店員。もう一人の主人公は「祓えるけど視えない」青年。「視える視えない」といった能力のカミングアウトが自分にどんな結果をもたらすか?視えるからこそ孤独な生き方を選ばざるを得なかった、幽霊エンタメだけど深いです。2021/07/18

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