内容説明
聖皇女フィオナの支援を受け、周りをダンジョンに囲まれた冒険者の街・自由都市ラカナへとたどり着いたセイカとアミュ。直後、二人を追いかけてきたイーファ、メイベルと合流し、冒険者として生活していくことに。順調にダンジョンを攻略していく一行だったが、ある出来事を機にダンジョンに異変が起こり――。大人気異世界ファンタジー、新章開幕! 書き下ろし収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
19
冒険者となった主人公達。3つあるダンジョンのボスをほぼ同時期に倒してしまい。行き場のなくなった地脈の力が暴走してお約束のようなスタンピードが起こって皆んなと頑張って危機を脱して終わる。2023/12/12
nishiyan
10
フィオナの手引きもあってアミュとともに冒険者の街ラカナへと逃げ延びたセイカ。そこで二人を追ってきたイーファ&メイベルと合流して冒険者暮らしを始めるのだが…という本巻。予定よりも早い冒険者生活は先輩パーティからの指南もあって順調。セイカがサポート役になるのはまあやりすぎないためとはいえ…。彼らをかの地に送りだしたフィオナは不穏な未来を予測し、それが的中するのだから、こればかりは仕方ないか。発生したスタンピートを前にアミュたちが下した決断は心地よく、セイカを少し変えたのも興味深い。さて続きは出るのかしら。2023/03/20
みーあきゃっと
0
★4。せっかく冒険者になったのだから色々世界を広げて引っ張るかと思ったらアッサリ終わった。ただアミュの進言を取り入れて自分がヒーラーに回ったりスタンピードが起きた際には見捨てず助ける側に回った点、二つのパーティーの言い分を踏まえ、どうあるべきかを諭した辺りは良かったと思う。でも結局セイカが圧倒的実力で解決してしまうので周囲が活きないことが残念。現状アミュが勇者だと言われてもお飾りにしか感じることが出来ない。仲間三人を同じ高さの目線で見ることは最後までないのかな2023/04/08