講談社文庫<br> 傷つけ合う家族 ドメスティック・バイオレンスを乗り越えて

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講談社文庫
傷つけ合う家族 ドメスティック・バイオレンスを乗り越えて

  • 著者名:藤木美奈子【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062757713

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内容説明

止むことのない家庭内暴力・虐待に、どう立ち向かうのか? ――11歳で義父から受けた性的虐待。崩壊寸前の家庭から逃げるように結婚した相手からの激しい暴力。長年にわたるドメスティック・バイオレンスを、著者はどう乗り越え、自らの尊厳にめざめたのか? DV防止法施行後も止むことのない家庭内暴力。「弱者いじめ」に立ち向かう心と術(すべ)を説く、感動のノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱ・せり

3
残酷な、厳しい内容だった。朝起きて、自分が生きていることにうんざりする絶望感は共感できる。抱えてきた苦しみは、全く別物だけれど。著者の「試練は、ただやってくる不運ではなく、何かを伝えるためにやってくる。すなわち、すべては意味のあること」の言葉は深い。そして「人はいつからでも、どこからでも変わることができる。本気で人生を変えようと決心しさえすれば、風景は一変する。道とは、その人の考えひとつで、面白いように開けるものだ」という言葉は希望だ。もしも、身近で虐待の片鱗を見かけることがあったら、手を差し伸べたいと思2013/07/12

くま

2
すごく過酷な状況のなか生きてきた人なんだなとおどろいた。昔の傷はなかなか消えないけれど、そこに甘んじず、正面から向き合う覚悟を決めたところから人生が好転しはじめてよかった。DVについては、その現状を知らなかったから、読んでいてただただ苦しかった。2013/01/21

生ける屍 reading_dead

1
父親から性的虐待を、夫からDVを受けた著者が立ち直っていく実話。 女性にぜひとも読んでほしい本です。 俺は男ですが、男目線から読んでも、とても勇気付けられました。2013/10/26

hino

0
こんな人ってほんとにいるんだって感じです…。2011/11/24

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