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内容説明
少子高齢化が深刻さを増す二〇二〇年代において、労働力不足を補うもっとも手近、かつ有用な人材は、世にあふれるシニアをおいて他にない。しかし、抜本的な雇用形態の見直しをせずに“小手先の定年延長”を行えば、大量の「残念なシニア」がつくられ、企業は崩壊に向かう。会社の将来を憂う経営者や人事部員、これから定年を迎える会社員、そしてすべてのシニア予備軍へ、気鋭の人事コンサルが贈る“正しい定年延長”の提言書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
25
読み進めるうちに、労働者側でなく、定年延長の制度設計をする人事総務担当に向けた本と分かりましたが参考になりました。先日定年前面接を受け、己もそんな年廻りになったのかと(一抹の寂寥💧)...残念なシニアは、①迷惑系②勘違い系③無気力系 に大別されるそうです。そうならないようにしなくては(いや もうなりかかってる❣❓)2021/03/21
むくどり77
8
定年延長の話だが、過去の日本の賃金の歴史が脈々とあり、体系的に理解できた。今後の日本が進む方向も示されている。それらを踏まえて、会社毎の進む方向は模索が必要。一度は読んでおいて良かった。ジョブ型雇用と今の従属型雇用のハイブリッドを考えていこう。2023/02/24
nishi
7
定年延長を単に定年退職年齢を引き上げる定年延長とするのではなく、今後の人材マネジメントを見据えた制度設計にする必要で、その中でも特に重要なのが「社員の自律的なキャリア形成の促進」「ジョブ型人材マネジメントの推進」の2点である。これまで自己研鑽に時間をかけてこなかったシニア世代に対してその重要性を説くとともに、プレシニア世代には今のままで漠然と年齢を重ねるだけではまずいことを学んでもらう必要がある。そのためにも60歳以降の雇用制度をパイロット的にジョブ型に近い制度とすることが有効である。2021/05/05
ヨハネス
5
定年延長する人ではなく、その周囲や雇い主のための本のよう。期待と少し違った。シニアの方がストレスに弱いだって。だから昼夜交代勤務や頻繁な海外出張は向いてないと。それだからきっと「働かないおじさん」化するんだろうな。欧米では年齢を理由に解雇してはいけないとも知らなかった。あたしは、定年があるからこそせめてそこまでは踏ん張ろうと思っている。なかったら辞め時という悩みがひとつ増えてしまうよ。2021/01/27
紫砂茶壺
3
お荷物再雇用爺婆にならないためにどうするか、というよりも、会社従属型の雇用制度がそれを作り出しているのだから、これまでの仕組みを変えないといけないよ、という本。ごもっともなんだけど日本の競争力を高めるために雇用制度の改革が必要だという主張が主で、被雇用者個人が迷惑シニアにならないためにどうするか、あるいは今いる迷惑シニアをどうすればいいのかという観点からの論は少なかった。やる気がない以前に、スキルも知識もないのに本人希望で65や70歳までしがみつかれてもウンザリだわ。2021/07/18
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