内容説明
私は神仙に選ばれし女道士になるの。
誰も私に逆らえないほどに、輝かしい光になる。私は人を捨ててみせます
天候を言い当てる力をもった公主が、宮廷内の権力争いから愛する姉を護るために神仙になることを決意する!
時は唐の睿宗の時代。武則天・韋后・安楽公主は女性でありつつ夫の皇帝を殺すほどの絶大な権力を振るい、それを奪わんとする者は血のつながりがあろうとも苛烈な処断を行っていた。ようやくその武韋の禍をのりこえたものの、宮廷では権力をうかがう者たちの策謀が渦巻いていた。祖母の武則天に母を殺された玉真公主は、その策謀から最愛の姉を護るために女道士となり、神仙の張果の助力を得て、自らも神仙を目指す。
zunko・装画
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
虚と紅羽
7
まず一つ。助詞と語順がおかしい箇所が多すぎる。「長安から遠い地にいた無惨に武則天に殺された。(P14から抜粋)」は?大抵の文章は脳内で無理やり並び替えることができるけど、これは無理だろ。話の流れも意味分からんし。 宗教絡みでどうにか姉を守るために主人公が奮闘する話。なんだけど、人間関係複雑すぎね?未だに理解してない繋がりもある。そもそも毒にも薬にもならないなら公主なら放置でも良くないか?なんで政争に巻き込んだ? 張果や他の神仙との関係も尻切れトンボ。張果と道教始祖の話とか一番気になるとこだろそこぉ!?2020/09/22