レジーナブックス<br> 悪役令嬢のおかあさま

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レジーナブックス
悪役令嬢のおかあさま

  • ISBN:9784434279027

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内容説明

三歳の時に転んだ衝撃で前世を思い出した、侯爵令嬢ヴァイオレット。かつて日本のOLだった頃の記憶を取り戻した彼女は、転生前の知識を活かし、穏やかな生活を楽しんでいた。しかし、彼女が十歳になったある日。とある出来事をきっかけに、今生きている世界は前世でやりこんだ乙女ゲームと同じ世界で、自分は悪役令嬢の母親になるキャラクターだと気づいてしまった! ゲームの悪役令嬢はヒロインをいじめ、最後には追放される。そんな彼女が悪行に走った理由は、歪んだ家庭環境だった。――娘が立派な悪役令嬢に育った元凶、わたしじゃん! そう考えたヴァイオレットは、夫になる予定の幼馴染との結婚を避けるべく、奔走し始めて――? 破天荒令嬢のドタバタ奮闘記、開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TAMA

15
途中途中で、各登場人物の元のストーリーが夢として入ってきなかなか斬新。男手三人にヒロイン一人、こりゃ存外原作にない隣の国の王子がメインなのかな?と思っていたらそこに落ち着くんだ。手に入らないものに執着するタイプだったらヤダなあとも思ったことは秘密。また、ここも切り口がすごいと思った、原作ストーリー、こじれる前からやり直しする。自分のやったことで不幸になる人が丸ごと見えてるといろんなものがもうどうでもよくなっちゃう(これこれ、26で達観しないで)7歳にがっつく6歳を他人の目で見たら痛い2021/06/30

ともも

9
途中これお母様である必要あるかな?と思ったけど、ヒロインの母探しだったり謎のキャラが出てきたりとミステリ要素になって良かった。1冊にキレイにまとまっているのも良い。前世の記憶があっても、それのせいで不幸になるのは違うよね、と、主人公の選択にホッコリした2022/01/21

りおる

7
タイトルの通り、乙女ゲームの悪役令嬢の母親の話。恋愛面は濃くなかったけど個人的には好みな話だった。3歳の時に前世を思い出したのだけど、その時はここが乙女ゲームの世界とまでは気づいておらず、前世の知識でゲームで進むはずだった未来を無意識に変えている主人公。10歳になった時に前世でやりこんだ乙女ゲームの悪役令嬢になる子の母親なのだと気づく。そこから自分と娘、将来の旦那が悲しい未来を辿らないように動き出す主人公。しかし、主人公が知らない設定もあるようで…?という内容。面白かったし、子供の話も読みたいと思った。2021/01/11

pincle

5
自分は悪役令嬢の母親となるキャラクターだと気付いた主人公がアレコレする話。悪役令嬢ものは色んなパターンがあるなぁ。2021/03/21

火烏

5
わりと好みのテンションだった。元の話が不穏だったけどスパイスになった2020/10/08

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