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内容説明
平成八年、夏。東京から海沿いの田舎へとやってきた謎の美女・あさこと出会った11歳の少年・マサシ。デパートを訪れた二人だったが、そこでマサシは同級生である天野優花子に遭遇する。天野優花子。彼女もまた、マサシと同じように“あさねえ”と深い繋がりを得ることになる人物だった…。「ねえ、キミはさ。いったいどんな大人になるんだろうね。」 追憶を辿る、年の差初恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒瀬
88
うわー、ここで終わりか。先が気になる……。やたらと問題児の多い将司の同級生の中でも既に悪女の片鱗を見せているミキは何もかもが敵わないあさこに嫉妬心メラメラ。そして前巻の現代パート巻末で登場した元カノ、優花子もまた“あさねえ”と深く繋がった人物。彼女と二人であの夏の出来事を振り返り、埋められなかった『履歴書』を書き入れていくことに。失望という言葉の意味は一体……。それはそれとしてタバコ、無数のピアス穴。この自分を大事にしてない感じがクールだねぇ(*・ᴗ・*)و 2020/12/15
トラシショウ。
22
「どうでもいいけど、周りの大人をアクセサリーにするのも、一人が寂しいなんて感じるのも、アンタが子供だからじゃないの」。積読消化。「あさこ」について何も解らないまま、まさしの夏は過ぎていく。帰省した将司はその頃に知り合った天野優花子との再会から、「あさこ」と優花子にまつわる記憶を手繰り寄せていくが。最新ゲーム機が「ロクヨン」で「SPEED」が沖縄からデビューと言う時期が時代を窺わせる。田舎暮らしに鬱屈を抱える姉と大人ぶりたいミキの対比が何とも痛々しい。この「履歴書」は埋められるのか(以下コメ欄に余談)。2020/12/29
オズ
7
聲の形とまではいかないけど、将司の同級生たちが人間の嫌な面あつめた欲張りセットのような様相を見せていてしんどい。結局あさこはなんやねん、という点はまだまだ不明。理解のないモラハラ親とか意地悪な子とかの描き方に「こういうのあるよね」ってのはあるんだけど、読むのにそれなりに忍耐力を要する。2021/01/03
Masa
6
読了。1巻読み終わって、2巻はどうなるのだろうと楽しみにしていました。まさかこういう展開になるとはなぁ、と。正直に言うと、1巻とはちょっと雰囲気が違ってドストライクではないのですが、ドラマがいいです。絵柄も好みなので、3巻も楽しみに待つぞー。2020/11/27
夢
2
私も将司同様、あさこさんのことがすごく知りたくなってきた。 優花子ちゃんも魅力的なキャラクターだな。 3巻が早く読みたい。2020/12/07