内容説明
源頼朝の長女・大姫の“お婿様”として鎌倉へやってきた木曾義仲の嫡男・義高。だがその実態は“人質”。そして父・義仲の反乱で義高の立場は一層危ういものとなった。「俺は、死んだら海に還るよ。鎌倉で死んでもどこで死んでも、必ずこの海に還る」。そう語る義高の腕に抱かれながら、大姫はその揺れる心を感じ取っていた……。涙と感動の歴史悲恋ものがたり。※イラストは収録されていません。
目次
海に眠る 巻第一 義高
花のかたみ 巻第二 静
夢の果て 巻第三 大姫
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miwapicco
4
鎌倉殿からの追想で、30年振りくらいに読んだ!視点が随分変わって読めた。2022/04/11
いちじく
2
鎌倉殿の老成した義高と拗らせちゃった大姫を見てるからか、こちらの二人が年相応(それでも大人びてるんだろうけど)に見える。史実とか知らない子供の頃にこういう本に出会ってたら、また違う見方で頼朝や義経を見ることができたのかも。女性の視点や子供の視点で中世の歴史を見るってあんまりしないもんなぁ。2023/02/27
コルネリア
2
「夢鏡」と同じストーリーだが、こちらは史実に沿った物。 久しぶりに読み返しました。2022/08/15
みゅう
0
二人を知ってから読み漁った一冊です。木曽義仲の息子と、源頼朝の娘の恋の話です。
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