内容説明
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認知スタイルとは、情報処理過程においてみられるその対処の仕方に関する個人差に関わるものであるが、教育・保育を行う上ではこの個人差に注目することが不可欠である。個人や個人差を考慮した教育のための基本的考えと、その個人差を情報処理として捉らえたときの特徴を示す。
目次
1部 本研究の位置づけ
1章 認知スタイルの研究の意義と動向
2章 衝動型‐熟慮型認知スタイルの先行要因
3章衝動型‐熟慮型認知スタイルの発達
4章 衝動型‐熟慮型認知スタイルの変容
5章 衝動型‐熟慮型認知スタイルの変容と走査方略の関係
2部 実験的検討
6章 衝動型‐熟慮型認知スタイルの心理測定的検討
7章 教示およびモデリングによる衝動型‐熟慮型認知スタイルの変容
8章 衝動型‐熟慮型認知スタイルの変容と走査方略
9章 衝動型‐熟慮型認知スタイルの走査方略の時系列的分析
10章 総合的考察