内容説明
話題作『戦場のハローワーク』の著者が贈る、「戦いに魅せられた女」たちとの濃密で壮絶な日々の記録――16歳のニカラグア女性高射砲部隊リーダー、元ミス・クロアチア、セルビアの狙撃兵姉妹……彼女たちはなぜ兵士になったのか? 軍事好きが高じて戦場ジャーナリストとなり、紛争地域を渡り歩いてきた著者が、戦いに魅せられた女たちとの日々をつづる。濃密な戦場描写と冷静な観察眼が光るルポ。
<本書に登場する女性兵士たち>
●元ミス・クロアチアで愛国心にあふれるドブラフカ(クロアチア)
●女性高射砲部隊のリーダーで16歳のエスメラルダ軍曹(ニカラグア)
●ロシア包囲下で決死の戦いに身を投じた3人の美女(チェチェン)
●抜群のチームワークを誇る狙撃兵姉妹(セルビア) ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
1
世界6ヶ国の女性兵士の実態を描くルポ。「なぜ女性が兵士に?」というテーマは全然深追いせず、ただ「こんな人たちがいます」という紹介のみ。だから女性兵士とじゃれ合っているだけの薄っぺらさばかりが目立つが、逆に言うと倫理や社会問題といったドグマに陥ってもいない。傾向としては、貧しい側、共産主義側に多いようだが、別に”やむなく”とか”男女平等”とかは関係なさそう。一般の職場と同様に、できる業務には就き、できない業務には就かない、それだけ。軟派な本文の後、10ページの硬派な解説が楽しめる。これがすごくいい。2014/04/13
yminase
1
女性兵士というと、すぐに映画や漫画などのフィクションに出てくるキャラクタたちが思い浮かんでしまう。現実の女性兵士がいったいどのようなものなのか、またどういう働きをしているのか、私は殆ど知らなかった。そういう知らない一面を知れたという意味で、この本は非常に貴重な知識を与えてくれた。2010/12/30
たけぽん
0
気軽に読める重厚濃密なルポタージュ。書かれている時代が20〜10年程前の事柄だがそれでも特異な価値は薄れないだろう。2011/04/30
フロム
0
文体はおちゃらけてるが、取材能力は極めてと言うか異常に高い。相当突っ込んで取材してます。女性兵士は軽い分浮いた重量でより多くの物をつめる等発想も豊かです。2011/02/05




