内容説明
「勝ったら、きみの一週間をいただこう」
公爵が挑んだ賭けをソフィーは受けて立つが…
RITA賞、ダフネ・デュ・モーリア賞に輝く作家のリージェンシーロマンス
12歳で両親を失ったソフィーは、祖父の子爵に寄宿学校へ入れられ、18歳になると援助も打ち切られ自立生活を余儀なくされる。わずかな貯えだけでロンドンへやってきたソフィーは、上流階級が集う社交クラブに身分を偽って出入りし、数学が得意で幼いころに父から教わったカードゲームで貯金を着実に増やしていた。そんな折、弟のギャンブル狂いをやめさせるためクラブへ来た堅物と評判のウェア公爵は、弟とゲーム中のソフィーに賭けを挑むことに…RITA賞作家のヒストリカルロマンス
原題:My Once and Future Duke
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
駆け落ち夫婦だった両親と12歳で死に別れ、辛い境遇の中数学の能力を活かし賭け事で生活してきた美女(著者も数学の学位を取っている才媛!)。そんな彼女を一目見た瞬間からドカンと恋に落ちる堅物公爵がかわいいです。全編メッロメロ。3部作の1巻目ということもあり、ちょっとおしまいが尻切れトンボですが、続きが楽しみです。最後の賭けのシーンは良かった~♡2021/12/15
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
17
罪作りな賭けシリーズ① 初作家さん。面白かった。そして読みやすかった。今後出る②と③も早く読みたい。そして、すでに出ている他の作品も読んでみたい。2021/11/10
ライム
6
再びキャロライン・リンデンが読めて嬉しい。しかも作者お気に入りのウェア公爵がヒーロー。過去作古本に出さなくてよかった。。。気が付いただけでも邦訳されてる過去作のヒーロー四人の名前を見つけました。シリーズが全部邦訳されることを祈ります。2022/01/11
aiko
3
苦労して育ち、未亡人と称して賭博で稼ぐ自立したソフィーと賭博嫌いのウェア公爵。 共に聡明な二人がとても魅力的です。身分の違いから結ばれぬと理解しつつも惹かれあう描写が良く、後半ソフィーが好機を逃さず決断できたのはギャンブルに強い彼女ならではかと。友人二人の行く末がが気になる終わり方なのと、公爵が振られたお相手のロマンスも読んでみたくなりましたw2021/10/31
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