内容説明
愛や恋とひとくちに言いますが、すべての女性にとって、これほど苛酷で厳しい修羅場はないんじゃないかしら。もし彼にすてきな女と思われ、その愛を獲得したいなら、あなたはあらゆる努力と手練手管を尽くさなければね。あなたの人生を豊かに包む幸せを掴むのは、一にも二にもあなた次第なのですから……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
丰
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Y-202004/05/19
つるる
0
あまり共感できなかった。 「男は変わっていく。だからあなたも変わらないと」「蝉が古い殻を脱ぎ捨てるように、女を踏み台にして成長してゆく時期が男にはあるものだ」こんなこと恋人と別れて泣いている女性に言うのって、かなり無神経ではなかろうか。自殺したその女性の生き方を「壮絶に恋におぼれ死ぬというのも、女のひとつの生き方である。彼女の結末は、ひとつのロマンである」というのも、今ならフェミニストに糾弾されそうな言葉だ。「男は浮気をするものだ」という主張も著者の経験に裏打ちされたものではあるのだろうが、モヤっとする。