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内容説明
刺客として人を斬る!それ以外に生き方を知らない。
『江戸の検屍官』高瀬理恵最新作は父を屠った因縁の敵と対峙する本格時代剣戟!
四年前に父を葬った刺客かもしれぬ三人の藩士の暗殺依頼を受けた小野寺佐内。その内の一人、馬廻役・鳥居新二郎に狙いを定め、佐内は己の内に潜む怖れを打ち払うため、刀を抜くが…。
さらに、闇夜に紛れた巨大な殺気が佐内を襲う――!!
父の仇追う本格時代剣戟、緊迫の第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドント
2
標的の力量を見ようと連れてこられた文字通りの「噛ませ犬」を前に、「剣客もその犬のようだと思ってな」と己の生き様を嗤う佐内、かっこいいですが原作にはこんな台詞はない。依頼人と元締めと佐内の父親の壮烈かつ深い味わいのある過去編、これも原作にはない。ないのよ。オリジナルです。原作の行間とスキマにどんどん旨味が足されていっており、しかし「剣を振るうことしか知らぬ男」の空虚感や寂寥感は残したまま。同じ料理なのにまるで別の料理の如くである。いやぁなんか凄いッスね。2023/02/21
おりひら
1
1人目を斬る。佐内のどこかここにあらずと感じるのが魅力なのか。2020/11/08