岩波現代全書<br> 原典でよむ 渋沢栄一のメッセージ

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岩波現代全書
原典でよむ 渋沢栄一のメッセージ

  • 著者名:島田昌和
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 岩波書店(2020/10発売)
  • ポイント 21pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784000291392

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内容説明

生涯に500社・600団体に関わった「近代日本の民間リーダー」渋沢栄一(1840-1931).聴衆を前にして語ったスピーチを通して,「日本資本主義の父」「教育家」「民間外交家」「社会企業家」としての彼のメッセージを読み解いていく.今もなお広く読み継がれている渋沢の思想・信条を,平易で情熱的かつウィットに富んだ語りで再現する.

目次

序 維新の変革の中で自分の原点ができた 渋沢の定番トーク
目次
第Ⅰ部 会社組織のメッセージ
第1章 官尊民卑の打破は合本法で生み出す
第2章 殖産興業のための商業金融路線の確立
第3章 逃げずに、根気強く、株主総会で共通利害を生み出す
第4章 国に頼らず、外資に耐えうる企業体質
第Ⅱ部 教育を通じてのメッセージ
第5章 若き〝キャプテン・オブ・インダストリー〟への忠告
第6章 私学の雄・早稲田の杜を守り抜く
第7章 女子のあるべき姿を求めて
第8章 新しい商人は卑屈になるな
第Ⅲ部 国際社会へのメッセージ
第9章 宗教の根源を求めて 帰一協会のメッセージ
第10章 初めての米国訪問
第11章 関東大震災への対応 天譴と復興
第12章 最後の賭け、青い目の人形交流
第Ⅳ部 国家・社会へのメッセージ
第13章 社会事業を切り開き、人生の最後まで捧げる
第14章 道理正しいビジネス
第15章 労使協調といういばらの道を進む
結 孫の敬三が引き継いだもの 戦後処理を担った大蔵大臣
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

9
渋沢栄一の人となりが解る2019/05/02

hir

1
「…著作物は『論語』に言及することが多いためか堅苦しさ、まじめさ、説教臭さを醸し出しているのに対し、人々に生で話しかける時の渋沢は実に情熱的な語り口であり、時に言葉は激しく、まったく別人のようなのである。」(212)。2016/01/01

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