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内容説明
意外と自分のカラダ、病気のことってわかっていません。
でも、誰よりも長くつきあう相手だからこそ、どんなふうに働いたり、どんなことに困っているか知っておいたほうがいい。
そこで、おしゃべりな病理医の小倉先生が「見立て」の方法を駆使して、正常な身体の仕組みから、何が原因でどんな病気になるのか、病気になったあとは、何がどんなふうになるのかについて、120点以上のイラストとともに解説。
一家に一冊必携の「カラダ」と「病」の本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
12
身体の代謝を物流に例えてたいへんわかりやすい本だったのだけど。そのわかりやすさの所以が編集工学で仕込まれたものとわかり、そっちのほう(どっち?)に目が向いてしまった。デザイン、装丁も文句なし。これはKindleでは値打ち半減ですね。病気とはなにか、なぜ人は病名を求めるのか、ということちょっと考えがまとまってきました。2020/12/02
かお
11
体の中で病気の状態になると、何が起こっているのかを物流の仕組みに例えて教えてくれる本。一般の人にも分かるように、噛み砕いてくれているが、やっぱり難しい! 炎症というものが、「パンパン→カチカチ」状態を繰り返すと細胞が硬くなって、酸素が上手く送れなくなったり。HIVウイルスと癌細胞が性格の悪い戦略で人体に生き残ることは分かった。 1度で何とかなる本では無い😅 でも、入門書として良い本。 2023/11/26
チャー
9
人体と病気についてイラスト入りでわかりやすく記された本。病気や健康、人の身体についておぼろげにしかイメージ出来なかったため興味を持ち手に取る。わかりやすさの中にも詳細な解説がされており勉強になる。意識せずとも自動的に行われる呼吸と消化吸収の仕組みは改めてその凄さを知る。全身の機能を適切に保つためには、良好な血液の滞りない循環と絶え間ない酸素の供給が不可欠。どこまでが正常でどこからが病気なのかという問いは症状や捉え方にもより素人にも考えさせられる。最近は心の病気が蔓延しているという指摘は印象的であった。2021/01/30