アクションコミックス みかづきマーチ 2

著者名：山田はまち【著】

双葉社（2020/10発売）

• ISBN：9784575855036

内容説明

勉強漬けの日々で毎日が退屈だった高校生の美月は、叔母が住む秋田で、音楽と動く隊列で作られるマーチングバンドに汗を流すアキラたちと出会う。マーチングに魅了され秋田に転校した美月は、高校２年生の１学期早々、大会に向け猛練習に励んでいた。そして迎えた大会当日。一人の少女の未知なる冒険が、まさに始まる――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

◎ 東京の家を出て秋田県の伯母の家に住んでいる高校生、美月。彼女は力強さと華やかさに惹かれ、マーチングバンド部に入部する。彼女は楽器も運動も経験がないのだが、人数不足のため県大会に駆り出され、本番の緊張で頭の中が真っ白に…。華やかなショーの世界を描く、熱くて勢いのあるマンガです。登場人物がそれぞれ悩みを抱えていて、これから物語が深くなって行きそう。何もやる気が無かった部の顧問が、ある事をきっかけにやる気を出してくれたのは良いが、波乱を呼びそうな展開。また次の巻が気になりますね。

2020/11/04

[コリエル]

父親は存外温かく応援してくれたけど、母の壁は分厚そうだ。部内オーディション立候補とは、何をしでかすかわからないパワーがあるなあ美月。

2020/10/29

[ゆづたろう]

部活物で主役がトランペット奏者だったので、吹部の娘に読ませようと思って買ってみた。既存の部活漫画やアニメで見た展開が色々入ってきていて、顧問や先輩キャラにも既視感あるけど、それだけにジャンル物の王道行ってて面白い。この巻の最後はもろ「響け!ユーフォニアム』な展開だったけど、まあ現実の部活でもよくありそうな話だし。今後、準主役の男の子が、とっつきにくいけど実は熱い男というステレオタイプなキャラクター以外の側面を見せてくれたらもっと面白くなりそう。

2020/12/04

[Ume]

お約束の展開。うん、こういうのでいいんだ。青春だ。

2021/10/23

[歩]

マーチングフェスティバル本番、緊張して頭の中が真っ白になる主人公だけど、無事に大きな1歩を踏み出した。 マーチングの迫力を上手く描かれていて、見ていて体感したような気持ちになった。 連れ戻しにきた父親の気持ちを変えるマーチングを見せた主人公だけど、母親は何も変わらない。 母の妹であるおばは主人公を温かく見守ってくれる。 全国大会は行けなかったが3年生と一緒に参加出来るラストチャンスにむけて動き出す。 次巻も楽しみ。

2020/11/10