内容説明
日本統治下のアメリカで、メカパイロットの守川は、特高の捜査官とナチスキラーを追うことに。二人は革命の渦に巻きこまれ……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
活字スキー
20
【いかなる国でも、軍の行動はその国の民全体の責任だ。知らぬ存ぜぬは通らない。利益を享受しているなら、その責任も当然負うべきだ。沈黙は有罪を意味する。そこで、戦争の恐怖を一人一人に実感してもらうことにした】第二次大戦で勝利した大日本帝国とナチス・ドイツによって分割統治されたアメリカを舞台とするUSJシリーズの第三部にして完結編。対立を強める両国。伝説のナチスキラー・ブラディマリーの正体と真意は?【一人目の殺しを覚えているか?】 2020/11/12
Kanonlicht
18
メカ・サムライ・エンパイアユニバース(シリーズ名初めて知った)の三作目にして完結編。前作の新兵たちの青春+メカ同士のバトルから、一作目の組織の陰謀を追うバディものへと原点回帰した印象。新鮮さはないものの、あいかわらずの世界観に安心する。闘犬ならぬ闘熊や大型複合銭湯施設、遺伝子組み換えマグロなど、細かい設定に凝るのも著者ならでは。日本人にはウケるかもしれないけど、本国アメリカではどう受け止められているんだろう。2022/10/13
Tadashi_N
14
近未来ディストピア、メカが大活躍。クール。2024/10/09
緋莢
14
『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』、『メカ・サムライ・エンパイア』に続くシリーズ3冊目。ただし、<(前二作を)読んでおく必要は無いが、1940年代後半に 枢軸国側が第二次世界大戦に勝利し、ナチス・ドイツと大日本帝国がアメリカを分割統治する世界であることは念頭においてほしい。>と「著者付記」で書かれているように、前二作を読んでなくても問題ないと思います(共通する登場人物はいますが)1作目が1988年、2作目が1990年代でしたが、今作は2019年が舞台(続く2020/11/15
もち
11
「地獄で会った知人の贈り物だ」◆日本とナチスが統治する世界。腐敗政権を打倒するため、秘密組織が総督抹殺を企てた。激戦の末、討伐に成功するも――。構成員が次々と謎の暗殺者に殺害されていく。陸軍と特高の同級生コンビが、事態の把握に動き出す。■シリーズ最終作。前作から20年後の世界で沸き起こるのは、かつて夢や理想を捨てざるを得なかった大人たちのサスペンス。見せ場満載で届けられるメカ戦闘と情報戦。エンタメとして満点クラスの、歴史改変メカSF。2020/10/22
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