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内容説明
【電子限定!描き下ろし特典ペーパー収録】
世界選手権を終え、迎えたシーズンオフ。いばらとヴァシリーは来季の話をするためいばらの母親のもとへ行くことに。いばらとよく似た顔の母親、志帆子。一見、普通の親子に見えるものの、その会話はどこか歪で…。一方、ヴァシリーのもとに父親の訃報が届く。なぜか葬儀への参列を頑なに拒むヴァシリーだったが、結局、いばらとともに故郷ロシアへ出向くことになり…。いばらとヴァシリーが互いの正体に触れた時、その出会いは運命に変わる。
※本作品は『アクトアウト【単話】』(7)~(12)が収録されています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
22
ここで、終わるんかー!本当のエンディングを見せてくれー!!2020/10/29
有子
8
面白かった。神童と呼ばれたバレエダンサーが本番で転んじゃうフィギュアスケーターの振付師になる、ために交流するところで終わっちゃって最後駆け足無理やりだったのがとても残念。2人とも才能があってオーバーワークなくらいに努力するけれど、動機が不純というか、親から逃げて目を背けたまま一流になってしまったツケを抱えていて、そんな2人だからこその会話や空気感なんかがとても好き。怒ってる時に踊るのが馴染まないとか、そういう身体で表現する芸術家なのに頭でっかちなところツボかも。高い技術と未熟な心のアンバランスさが魅力かな2021/01/17
だいらかずよ
8
この二人、この後世界を驚かせていくんだろうなぁ。フィギュアってジャンプの回転がっ!てみんな騒ぐけどあの手の動きや体の動きの美しさのほうが私は目にいくんだけどな。バレエに通じるとこがあるからかしら?(一番驚いたのがバレエのピルエットととフィギュアのジャンプの回転が逆ということに驚いた!やってみたら納得したけどあれ?逆もあるか?)2020/11/04
へへろ~本舗
7
これからというとこで…。本当のエンディングには至らなかったとのこと。本当のエンディング、読んでみたい2020/10/26
コウスケ
4
二人とも親の暴力に曝された子供だった。母子家庭の少年が言葉の暴力から身を守るために無意識化で構築した虚ろさが、太陽によって埋められていく。最後の最後で目にハイライトが! 志帆子は男のいばらを否定したけれど、女だったとしても同じことが起こったろう。今度は「この泥棒猫!」と罵る。ここで終わりなのは惜しい作品だ。ヴァシリーと組んで変わってからのライバルとの切磋琢磨や何やら出来きたのに。翳った太陽に照らされた夜。いいじゃないか。GARAでの選択がヴァシリーを人殺しにせずにすんだと思うと……いや、やっぱりもどかしい2021/06/03