内容説明
人類の敵【キヘイ】が世界を蹂躙して幾年。
魔導学園・黄昏院を設立し、人々はその脅威に抗戦を続けていた。
キヘイと婚姻し、【百鬼夜行】に転科・入隊したカグロコウは、一万五千回の試算の上にキヘイの大進行【逢魔ヶ時】を越える。
束の間の日常を謳歌するコウたちの前に――予想だにせぬ転科生が現れる。
時を同じくして【逢魔ヶ時】打破記念の祝祭が行われ、コウたちも出し物をすることに。
だが、祭りの最中、唐突にコウが殺される。
何度も何度も。
何度繰り返しても――。
さらには【戦闘科】最強の学徒で構成された【傀儡衆】の少女に襲撃されてしまい……?
【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
48
一時とはいえ平和な時間が訪れたと思いきや、なんだかキナ臭くなってきました…次巻が最終みたいだけど、黒幕と目的はなんなのか、気になります。2021/03/12
虚と紅羽
18
このシリーズ二巻以降読むかなぁ?と思っていたけど、なんだかんだ二巻も読んでるし三巻も読もうと思っている自分がいる。 ただその先に横たわる絶望を知りたくて、変えたくて、次へ次へと未来を求めた結果あっという間に読み終わる。今回は絶望要素薄め。 当たり前のように『遡り』を使っているコウ君。即死したらループ出来ないという致命的な弱点こそあれど、即死さえしなければ未来を知ったうえで行動出来るっていうのがまた情報戦におけるアドバンテージが高い。今のところ負けそうだけど。もう一段階くらい進化を残していそう。2020/12/30
げんごろう
14
学園祭を通して語られる百鬼夜行たちの穏やかで幸せな日常。ただ当然ながらそれだけで終わるはずもなく……。 繰り返される死、渦巻く陰謀etc……。救いのない物語は今巻も健在でした。エピローグを見る限り“姫シリーズ”について色々明らかになりそうですし、次巻も楽しみですね。2020/10/05
T
14
人類の敵であるキヘイと婚姻したカグロコウは、一万五千回の試算の末、キヘイの大規模侵攻・逢魔ヶ時を乗り越える。学園で開かれた逢魔ヶ時打破の祝祭を謳歌する百鬼夜行の面々。しかし、新たな魔の手が百鬼夜行に迫っていた。学園ダークファンタジー第二巻。祭りを謳歌する百鬼夜行の姿が微笑ましい一方で、艱難辛苦をどう乗り越えるのかハラハラしながら読んでいました。やりきれない気持ちを抱きつつ、脅威を乗り越えたコウと百鬼夜行。その裏で芽吹こうとしている新たな脅威に対して、コウ達はどう立ち向かうのか。次巻も楽しみです。2020/09/27
みどり
13
しょっぱなから、一万五千死に一生を得て学園に戻っても コウの脅威は去らない、という、救いのない話。 白姫だけではなく、黒姫も編入し、無事百鬼夜行も全員帰校し、祭りがおこなわれるというのに、 また、死に戻り(この本ではそういう言い方はしてないけど、明らかにそれ)をさらに繰り返し、新たなる敵との闘い。 結局幕を切って落としただけ、って感じの2巻目。 次が楽しみ。2020/09/28
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