内容説明
人々から「悪徳女帝」と恐れられながらも、自らの死をもって世界に平和をもたらした、ラウラリス・エルダヌス。神様の計らいにより、彼女は見た目は少女・中身はババァで、三百年後の、かつて自らが治めた地に転生した。二度目の人生は気ままに暮らしたい……と旅をしていた彼女は、立ち寄った町で『亡国を憂える者』という集団の存在を知る。どうやらその集団は、滅亡した悪の帝国の再興を望んでいるらしい。己の命をかけて手に入れた平和を脅かす者どもを、やっぱりラウラリスは見過ごすわけにはいかなくて――? 元悪徳女帝の鉄拳制裁が再び炸裂!? 史上最凶少女の超爽快ファンタジー、待望の第2巻! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
16
ババアは見過ごせないんだ、スカッと世直し旅だよ。2020/09/27
kinta
2
だんだんと解き明かされていく過去(というか300年前)。今世も落ち着いた生活はできそうにない保証といった風合い。それにしても口調もババア当時のものになってしまっていて…はたから見れば大丈夫この子?になってないか心配。普通でいるのが目標でしょうか(笑)2021/10/04
雪猫
1
電書 ★★★☆☆2023/04/17
レイン
0
長らく積んでいたが、この間に収録されている話がベースのコミカライズ4巻を読んだのでこちらも読了。 ルビの位置がおかしいことと、胸の大きさが話題によく上がるけれど、コミカライズと違って小説版のラウラリスのお胸はそうでもないよな、と余計なことが気になった。 話自体は勧善懲悪な感じでサクサク進む。文章もテンポがよく読みやすいが、ラウラリスが強すぎて「続きが気になる」とはなかなかなりにくい。3巻はコミカライズが追いついたら、かな。2024/02/08