ブループリント:「よい未来」を築くための進化論と人類史(下)

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ブループリント:「よい未来」を築くための進化論と人類史(下)

  • ISBN:9784910063119

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内容説明

「生物学」×「社会科学」が、コロナ後の世界を切り拓く。ラスト2章に瞠目せよ!
人類の本質は「善」であり、分断と格差は乗り越えられる――。進化生物学、人類学、歴史学、ネット―ワーク理論などの研究成果を総動員。人類の未来に捧げる前代未聞の「希望」の書! 全米最新ベストセラー、待望の邦訳。

「人々がつながるウェブ時代の土台は『進化』がつくった。人間は『適者生存』を超えて助けあう種なのだということを、本書は教えてくれる」
――マーク・アンドリーセン(アンドリーセン・ホロウィッツ創業者/Netscape開発者)

「分断と格差の時代において、本書は『科学』と『人類史』を『希望のメッセージ』に昇華させている」
――伊藤穰一(MITメディアラボ前所長)

「本書は『人類』についてのあなたの見方を変えるだろう」
――ニーアル・ファーガソン(スタンフォード大学フェロー/歴史学者)

「社会が機能するために不可欠なものとは何か。その起源とは。本書によれば、カギとなるのは『社会性一式(ソーシャル・スイート)』だ。エビデンスに基づく楽観主義に、実に勇気づけられる」
――『エコノミスト』誌

「国境が閉じられ、人間の見かけの違いが世界をゆるがす現代。クリスタキスはあらゆる文化と地域を横断し、われわれには相違点より共通点のほうがずっと多いのだと思い出させてくれる。本書はどんなコミュニティと社会的ネットワークがわれわれの成功と失敗を左右するのかを明らかにし、人類が築き上げてきた経験の普遍性を称える。これほど説得力があり、心をとらえて離さない本はない」
――アルバート=ラズロ・バラバシ(ノースイースタン大学教授・『新ネットワーク思考』)

「ソーシャル・ネットワークが加速する21世紀を生きるうえで、クリスタキスは欠かせない案内役であり、本書ほど役に立つ本はない。新しい社会と制度をつくるための最重要文献だ」
――ジョナサン・ハイト(ニューヨーク大学教授・『社会はなぜ左と右にわかれるのか』)

「あなたが人間の本性を理解していると思うなら、よく考えてほしい。本書はあなたの目を開くはずだ」
――キャス・サンスティーン(ハーバード大学ロースクール教授・『実践行動経済学』)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

83
米国の調査によると平均友達2.2人、配偶者0.8人、兄弟0.3人、職場の同僚0.4人、隣人0.3人で、世界中で同様の結果であった。人間の社会的ネットワークの構造は、集団で生きていくことを選択し環境に応じて形質を収斂して進化してきた結果であろう。それにより文化として情報を伝え、また遺伝子に内在するもの。動物も社会を形成している。遺伝子の「外的表現型」として人間と動物の友情も可能であることは実証されている。最も興味深かったのは、鏡像自己認識が実証されている動物は、人間・類人猿・ゾウ・イルカ位だということ。2021/01/20

よしたけ

38
(上巻に記した感想の続き)欧州では一夫一妻婚の一般化が民主主義制度の登場に先んじており、それがまた、両性間の平等という考え方が登場するお膳立てを整えたとのこと。遺伝子の観点では、ある程度の相似性も婚姻に影響しているとのことで、ある調査では四従兄弟姉妹〔四代前の祖先が兄弟姉妹〕と同程度の遺伝的つながりを配偶者に選ぶことが多いという。人類には、このような収斂進化(遺伝子上別個の生物が別々に同じ形質を、しばしば遠く離れた場所で進化させる)が起きていることを、様々な面からも分析する。2021/04/14

Miyoshi Hirotaka

24
人間の内部にはブループリントという普遍的な遺伝子のセットがある。これにより人間は不確実な環境変化を団結して生き延びてきた。文化差や地域差を補正すると集団が似通うのはこのため。一方で、人はパンのみにて生きるにあらず。基本的な欲求が満たされると高度な欲求へと進み、自分が属する社会的集団への義務感や無私の姿勢へと欲求を昇華させる。これが社会や集団の差を生み出してきた。今後、遺伝子編集やAIがブループリントに影響を与える可能性がある。ディストピアを避けるためには、人間が持つ競争的な衝動と協力的な衝動の調和が必要。2022/03/08

小鈴

22
下巻では、他の動物と異なり個々の区別を判別しながら集団生活することを選択した。その中で内集団バイアス(友/敵)を作り、ネットワークを形成するようになったと。親族ではない「友」がいることが特徴であり、個人が他の個人と特定のつながりをもち、その他人を知り、愛し、好きになっていく。あとは、遺伝子がいかに人間の社会性を規定しているのかって話です。上巻の感想のコメント欄にいろいろ書きました。https://bookmeter.com/books/165134092022/01/23

Mc6ρ助

16
『一致団結して社会を形成する能力は、実は人類の生物学的特徴であり、社会を構築する人間の能力は本能となっている。・・人間社会の基本的な特徴は、人類が長い歳月をかけてスケッチしてきた青写真に導かれている・・。ただし、青写真とは遺伝子そのものではなく、遺伝子というインクによって描かれていると言う。人類はある程度までなら青写真から逸脱できるが、それが過ぎれば社会は崩壊してしまうのである。(p293:解説)』社会善はあると上下2巻p739の物量作戦で説得される。まちがいではないのだろうが、今一歩腑に落ちかねる。2022/01/05

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