内容説明
令嬢ジャネットは今日も舞踏会場の壁の花。
エスコート役の婚約者・ダグラスが自分をほったらかすのは毎度のことだけど、
今日は見知らぬ美少女と火遊び中の彼を目撃してしまい、こぼれる涙が止められない。
そんなジャネットに声をかけてきたのは、大柄迫力美人のオネエ!
「何をやってもブスで貧相でどうしようもない女なんて、この世に存在しないのよ!」
オネエのレッスンを受けることになったジャネットは、
綺麗になって婚約者をギャフンと言わせることができるのか?
ジャネットとオネエが奮闘するドタバタな180日が始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
52
大柄迫力美人のオネエ(王宮の美容アドバイザー)と王女殿下と共に綺麗になって婚約者を‘ギャフン’と言わせる為のレッスンに励む180日間。甘いものをめいいっぱい食べて筋トレしてヨガ、そして護身術の訓練…これが淑女レッスンなの?!という疑問は一旦置いておこう。一応の決着をみたものの、幸せな結末までは遠い模様。糖分補給したくて手に取ったのに、まさかのシュガーレスだった。下巻に期待したい。2021/02/07
猫茶
4
オネエヒーローというジャンルが好きで購入。コミカルな内容で楽しく読みました。デカすぎるアマンディーヌ、レッスン末のヒロイン・ジャネットのかわいさ、男姿のヒーローもとても良くて堪能しました。2025/04/26
moyu
4
これはいいギャフン。オネエはオネエだけど、オネエじゃなかった。努力して魅力的になったジャネットに、きっとあの方も愛を請うことになるんだろうな。2020/11/14
チョコろん
1
名門侯爵家の一人娘のジャネットは、勤勉だがイマイチ華の無い少女。それ故、女好きの婚約者からは冷ややかな態度をとられていた。今宵の舞踏会でも婚約者に放置され、女遊びに興じられていたが……。---アランは男性として美容家の道を歩みたかったのだろうか。性格がオネエと騎士のどちらがベースか判然とせず……。アラン、シルティは魅力的だけど、ジャネットは屈折してるなぁと思った。映えるシーンでは良いこと言うんだけど、普段のやり取りがなぁ。王族相手の言葉遣いもやや気になる。化粧の描写がこの手の作品にしては細やかで好印象。2021/07/04
さなだ
1
図書館2021/05/22
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