MY LITTLE HOMETOWN―茅ヶ崎音楽物語

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784591156377
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

その場所でしか生まれない音楽がある。サザンオールスターズの名付け親が綴るチガサキ・ミュージックが起こした奇跡の数々。

内容説明

「上を向いて歩こう」が世界中で感動を呼んだ作曲家・中村八大、海の街・茅ヶ崎のイメージを全国に拡散した大スター・加山雄三、作曲家として数々の名作歌謡曲を送り出した平尾昌晃、湘南サウンドの源流を作ったザ・ワイルド・ワンズの加瀬邦彦、「また逢う日まで」の大ヒットで一世を風靡した尾崎紀世彦、音楽シーンの最前線を走り続けるサザンオールスターズの桑田佳祐―なぜ、一地方都市に過ぎない茅ヶ崎が、これほど多くの音楽家を輩出しているのか?その謎に迫るべく、茅ヶ崎と縁の深い10の名曲を入り口に、音楽のスターたちの人生を辿る。綿密な取材と研究をもとに、“茅ヶ崎”と“音楽”の特別な関係に迫った唯一無二の刺激的な音楽エッセイ!

目次

第1章 ブラック・サンド・ビーチ
第2章 想い出の渚
第3章 真冬の帰り道
第4章 恋のしずく
第5章 ダイアモンド・ヘッド
第6章 また逢う日まで
第7章 あきらめ節
第8章 ブルー・スウェード・シューズ
第9章 ピンク・シャドウ
第10章 茅ヶ崎に背を向けて

著者等紹介

宮治淳一[ミヤジジュンイチ]
1955年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。早稲田大学法学部卒業。音楽評論家、DJ、音楽プロモーター。レコード会社に勤めながら、99年より茅ヶ崎でミュージック・ライブラリー&カフェ「ブランディン」を開く。日本有数のレコードコレクターとしても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

苺畑序音

12
茅ヶ崎が生んだ音楽家たちの物語。人の縁とは面白いものです。 2017/11/17

ほじゅどー

10
★★★★茅ヶ崎にはなぜ音楽家が多いのか?桑田佳祐の同級生で音楽評論家の著者による考察。明治末期、海、砂、松しかない茅ヶ崎は、九世市川團十郎、川上音二郎など上流階級の別荘地として発展。結核療養所南湖院や海水浴場のある街。松竹撮影所が大船へ移り、上原謙など映画関係者が茅ヶ崎へ移住。その師弟が音楽を嗜んだ。中村八大、平尾昌晃、加山雄三、加瀬邦彦、喜多嶋修らのメロディ。川上音二郎、添田啞蝉坊の系譜上にいる桑田佳祐のメロディと詞、言葉。SuchmosのYONCEは茅ヶ崎の新しい才能。烏帽子岩には何かパワーがある。2017/12/11

まさ☆( ^ω^ )♬

1
映画と合わせて読むとなお楽しい。2018/11/01

prefabjubilo

1
読むと茅ヶ崎に行きたくなる。そして行ってみた。サザンビーチでは、やはり映画の最後にあったあの烏帽子岩での強烈ライヴが蘇る。「MONEY」 と「Blue Suede Shoes」。洋楽をこんなにカッコよく演奏する人を初めて見た。茅ヶ崎の野球場でのライヴが見たい。2018/01/08

MonoWaTameshi

1
軽いエッセイかと思って読み始めたら、思いのほか本格的な日本ポピュラーミュージック史になっていて、茅ヶ崎という土地の奥深さに驚いた。ちなみにラジオ日本「宮治淳一のラジオ名盤アワー」2017年10月15日回が「『茅ヶ崎音楽物語』特集」で、この本にも登場する重要曲がオンエアされていたので、興味がある人は掘ってみてください。ということで自分は2013年12月13日TBSラジオ「MUSIC 24/7 宮治淳一の"NO MUSIC NO FRIDAY"」の桑田佳祐ゲスト回を聴き返します。2017/11/03

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