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内容説明
森の奥深くに、温泉に浸かる少女がひとり。
彼女は巨大な岩をたやすく持ち上げ、天候を操り、動物と会話する。
能力の秘密は、顔にかぶった「お面」にあった――。
少女の職業は、特別な力が宿る「お面」を作る、「面屋」(めんや)。
木材の切り出しから、図柄の着彩、ニス塗り仕上げまで、
ひとつの仕事を究める少女を活き活きと描き出す、クラフトワーク・コミック・ブック!
スーパーこってりハートフルケモ耳シスターズ・コメディー『レキヨミ』と、
ガールズコメディーオムニバス『んねこん』で、各所に熱狂を呼んでいる柴田康平。
漫画誌ハルタにて掲載された初連載作品が、ついに単行本化!
描きおろしイラストカットや、おまけ漫画も収録です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十二月の雀
4
麺屋じゃないよ、面屋だよ。や、なかなか良かった。魔法のお面を着けると、いろいろなチカラを使えるようになる。森の妖精が見えるようになったり、動植物と話せるようになったり、怪力が出せたりする。そんな能力お面を作る面職人の新米の女の子が主人公。師匠である「先輩」が厳しくも優しく指南してくれる様子が和む。お面作製の結構ガチめの知識で描かれていて、ちょっと「へええー」と思う。木材の水中乾燥とかこんな所で見るとは。最後は秘密道具ばりにヘンな面がたくさん出てきて楽しかった。もうちょっと続きが読みたかったなー。2020/09/16
蝉、ミーン ミーン 眠ス
3
ハルタに載っている職人もの中でもかなりの異色作だったが独自の世界観と職人のこだわりは上手く描けていたし、レキヨミとのギャップ、作者の幅の広さを感じさせられる作品だった。2020/09/21
かやま
2
途中まで二話以降から見習い時代の過去に戻った話だと思っていたけど違った。ちゃんと読んでなかった。お面を作る職人を目指す主人公のマンガ。これで終わりなのかなあ。まだまだ続けられそうなネタだけど。2020/10/24
レティクル座に希望を見出だすCES
0
レキヨミの印象に反して、こちらは純粋なファンタジー。フェティシズムを感じさせる要素も全くないわけではないけども。2020/09/21