内容説明
2011年ロマンティック・タイムズ誌
ベストヒストリカル・ロマンス賞ノミネート作!
おとぎ話のようなクラシックなロマンスを
情熱的なラブストーリーに仕立て上げられるのは
ジョアンナ・リンジーだけ!
-----------ロマンティック・タイムズ誌
両親を亡くしポピーに育てられたアラナは、突然、自分がヨーロッパの小国ルビニアの王女であることを知らされる。ポピーはアラナの暗殺を請け負った男だったが、どうしても殺せず、自ら彼女を育ててきたのだという。そして国王である父が余命わずかで、世継ぎのいない国が危機にあると聞き、アラナはルビニアに向かった。宮殿の門前で、ハンサムな近衛兵隊長に自分の正体を耳打ちするが、誘惑されたと勘違いした相手にキスをされてしまい……
原題:When Passion Rules
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
23
読み友さんの「つっこんでたらきりがない」という感想が気になって読み、のけぞってしまった。任務を遂行できなかった暗殺者になぜかイギリスで育てられた姫君、彼女を一目見ようともせずに側近に彼女の誘惑を許す王様、その他もろもろ…ちょっとファンタジーが過ぎるというか、ここまでするならもっとぶっとんでほしかったというか。2019/03/27
Michelle
13
19世紀のルビニアという架空の国を舞台にしたお話で、しきたりや風習を自由に設定できるせいか、ヒストリカルロマンスの雰囲気をあまり感じなかった。アメリカ人の作家さんなのに、むしろ日本人の書いたラノベ、TL小説に近いイメージ。暗殺者が赤ん坊の王女を殺そうとするが、殺すかわりにイギリスに連れ去り18才になるまで秘密裏に育てる。娘は暗殺者をポピーと呼んで父のように慕っていた。パパのことはDadとかPapaと呼ぶのはよく知られているが、Popという呼び方もある。ポピーはそこから来てるんだろう。2021/04/02
みるて
2
図書館の本 読了2021/10/14
矢田ふみえ
2
ツッコミどころは、いろいろあったけど、面白かった。2020/01/14
みみ45
2
超ドタバタだけど、恋の行方よりも、ヒロインが王女なのか否か!が気になって気になって一気に読んでしまいました。 ヒーローとヒロインのやりとりもよし、最後わからないヒロイン暗殺の黒幕もよし。よくできたお話でした。2019/02/09