内容説明
「パパは深優姫にプレゼントを贈ろうと考えた。モバイルと呼ばれるヒューマン型コンピュータだ」
死んだはずの父・周人から授けられた一体の人間型コンピュータ“モバイル”。
碧い髪に緋い瞳、ナルシスのような美貌の彼は、その外見からは想像できないような凶暴さの持ち主だった!
彼の存在の秘密とはなんなのか。突如、襲いかかってきた武装集団の目的は?
『封印』がひとつひとつ解かれるたび、深優姫の目前に、閉ざされていた過去の真実が浮かびあがる…。
第1回日本SF新人賞、佳作入選作品。
感想・レビュー
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ひさか
1
2000年9月刊。1999年の第1回日本ＳＦ新人賞佳作入選作。クローンサイボーグとでもいうようなヒューマン型コンピュータが登場して活躍する。謎を解きながら進んでいくお話は面白く楽しめた。ハッピーエンドな結末が良い。2014/11/25
