内容説明
東京で働いていた私が残念旅館の女将に!?
亡き母の跡を継ぎ、東京での仕事を辞め静岡県伊東市にある「海近旅館」の女将となった海野美咲は、ため息ばかりついていた。
美咲の旅館は“部屋から海が見える”ことだけが取り柄で、他のサービスは全ていまひとつ。お客の入りも悪く、ともに宿を切り盛りする父も兄も、全く頼りにならなかった。
名女将だった母のおかげで経営が成り立っていたことを改めて思い知り、一人頭を抱える美咲。あるとき、不思議な二人組の男性客が泊まりに来る。さらに、その二人が「海近旅館」を買収するための下見に来ているのではないかと噂が広がり……。
ドラマ化もされた大人気作「鴨川食堂」シリーズの著者が贈る、おいしくて元気が出る、ハートフルストーリー!
文庫化にあたり、“今すぐ行きたい”著者厳選のおすすめ旅館を紹介する「美咲のおすすめ宿 厳選8軒」も収録!
※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
65
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/05/post-0e930e.html 海が見えるお風呂だなんて、最高ですね。2023/05/02
たるき( ´ ▽ ` )ノ
48
亡き母の跡を継ぎ、若女将として実家の旅館で働くことにした主人公。落ちてしまった評判を少しでも良くしていくために、周りの力を借りながら努力していく姿が描かれる。だんだんと変化していく様子が見られ、ホッと一安心♫章の終わりに実在する宿が紹介されているのがとっても良かった。2021/12/13
たるき( ´ ▽ ` )ノ
32
再読。お兄さんがフラフラしすぎでは?部屋にトイレのない旅館はちょっと泊まりたくないな・・・と思ってしまう。2024/11/13
さくら★もち
28
先代女将である母の死をきっかけに実家が営む「海近旅館」の若女将となった娘・美咲が、ひょんなことから宿の裏方となった宮大工見習いや流れの料理人の助けを借りながら、旅館を盛り立てようと奮闘する物語。だいぶ助っ人&優しいお客さんに頼りすぎじゃないか?と感じたけれど、美咲が旅館経営に真摯に向き合い、より良いおもてなしを追求する姿には好感が持てて、応援したくなった。サービス、施設の修繕、料理の内容…旅館経営の苦労がひしひしと伝わった。伊東の地鯵、美味しそうだったなぁ。刺身、寿司、フライ…あぁ、海近旅館に宿泊したい。2021/11/19
James Hayashi
20
海が見える絶景の旅館の若女将の美咲が主人公で、万人受けするストーリーに仕上げている。旅情、美味しい料理、若き女将と異性たち。また苦しい零細企業の様子も描き出されている。旅行のできないこの時期にほっこりさせられた。2021/08/27




