チャートで読み解く美術史入門

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チャートで読み解く美術史入門

  • 著者名:ナカムラクニオ【著】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 玄光社(2020/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 690pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784768312230

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内容説明

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チャートにすると見えてくる!画家同士の意外な繋がりや関連性

年に複数回美術館に足を運ぶ美術ファンは今や国内で1000万人以上いると言われ、日本各地で開催される展覧会の動員数は年々拡大傾向にあります。2018年から2019年にかけてはゴッホやフェルメール、ダリ、ミュシャ、ルーベンス、クリムトの過去最大規模となる展覧会が開催され、日本の画家では伊藤若冲や藤田嗣治、現代美術家の草間彌生の過去最大規模の展示がありました。

美術ファンの裾野が広がる一方で、「もっと深く美術史を勉強したい」「アートの見方を知りたい」という声もよく聞きます。美術館ではそうしたニーズに応える各種イベントが開催されていますが、近年は美術研究者や専門家以外の美術関係者による「わかりやすい」「ウラ話的」なトークイベントに人気が集まっています。本書の著者ナカムラクニオ氏は、そうしたイベントに多数出演しています。特に来場者にウケが良いのは、画家の人脈や系譜などを、相関図(チャート)を作って解説することです。チャートを用いることで画家同士の師弟関係や交友関係、ライバル関係までが見えてきて、より広く深く理解できて、新たな興味が広がります。

本書は著者が作成したチャートによって、画家の名前や作品、人脈について簡単かつ総合的に知ることができる、これまでになかった美術入門書です。「画家の成分分析」などには著者独自の新たな見解が含まれています。西洋美術と日本美術の2章構成で、美術史上最大の芸術運動であるルネサンス、日本人からも人気が高い印象派絵画、さらに日本が世界に誇る浮世絵を軸に、美術史の流れをチャートで紐解きます。著者自身による要点を押さえたイラストも、本書の見どころです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

183
画像を比較したり、画家の人生をチャートで表したり、表現のやり方を直線と曲線で分類したり、画家に及ぼした他の画家の影響度合いなどを見ることが出来る。定性的な説明だけでなく、定量的な説明が面白い。画家のライフチャートなど画家の人生の上がり下がりが示されるが、肝心の縦軸がどう計算されたかわからない。その他、画像の類似も評価に使用した数値の算出方法は示されない。絵画の他、彫刻などにも言及。日本美術や土偶など考古学的美医術にも言及。2020/11/26

ころこ

30
これもkindleで安く、10分の1くらいの値段。何か訳ありなのか…チャートで表しているこの本自体が絵なのですが、リライトしているってことで、これってどうかな?と疑問を持ちました。一覧性に優れていて、ipadであれば見取り図として有効です。せいぜい70年代までで、美術も現在の歴史が書かれていないのかと、気になります。2020/12/05

24
西洋美術は古代の女神像からニューペインティングまで、日本美術は縄文土器から注目すべき版画家まで紹介されている。美術史というよりも芸術家がメインに扱われているような気がした。芸術様式ごとにその様式の代表的な芸術家が紹介されているのだが、芸術様式によっては知らない芸術家もたくさんいて、自分の中の世界が広がった。特に近現代芸術は知らない芸術家が多い。それだけ芸術家と芸術様式が多様にあるということだ。一人一人の芸術家の紹介は簡潔であるものの、わかりやすくて良かった。モチーフで読み解く方も読んでみたい。★★★★☆2024/12/09

なおみ703♪

9
イラストではなく、写真の方が分かりやすいと思った。内容はいい。2020/11/14

晩鳥

4
「美術史」ということで、絵画だけでなく彫刻や建築、やきものなども取り上げている。誰が誰から影響を受けたといった図があり面白いが、実際どんな影響を受けているのか詳しく知りたい。(あくまで入門であってそこは他の本を読んでねということかもしれないが)何人か本書で知って気になる芸術家がいるので調べてみたい。2024/12/18

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