内容説明
旅する人生のなかに「沖縄」という季節があった。池澤夏樹、沖縄の日々。 沖縄で暮らした十年と、そこで得た様々な思い。1994年から2004年まで沖縄で暮らした作家・池澤夏樹が記した、沖縄をめぐるエッセイ、書評、インタビュー、講演、掌編小説を、厳選して収録。単行本初収録作品も多数。
目次
序 沖縄の十年とそこで得た作物のこと、それにこの先
自省
I 沖縄のくらし エッセイなど
II 沖縄に関する本のこと 書評・解説など
III 沖縄への短い帰還 インタビューと回想
IV 太平洋に属する自分 講演
しーぶん
掌編
解説 沖縄のユイムンと池澤夏樹 宮里千里