内容説明
「私はずっと前から『魂の自由人』になたたいと思っていた。これは人生におんて非常に大切なことで、身体の健康と魂の自由とは、対をなす重大な要素だと考えている。健康については世間にたくさんの本があるし、医療についての専門家でもない私が書けるわけがない。しかし、魂の自由については……」(本文より抜粋)。
困難な時代だからこそ、心と魂の自由を得た、自分らしい生き方をしたい。そのヒントが、本書から得られるのではないか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PPP
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曽野氏のエッセイを読むたびに諭される… 世界は広く知らない事だらけ、一日を生き延びる為だけに必死な人は大勢いて、日本の中で他人のせいにしながら自分を縛り付けていてはいけないのだと…。『魂の自由を得るには、他人からの干渉をできる限り減らすほかはない。』世間に振り回されない。健康的・経済的にしっかりと独立すること。『郷に入っては郷に従え』身近な世界に固執しない。『 後は野となれ山となれ 』〈この世で多くのことが理屈通りになったり、辻褄が合うはずだと思ったりしてはならない。〉(★★★☆☆)2017/07/27
Akihiko Kimura
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曾野さんの言うことは、いつも淀みがないね。読み終えるとスッキリします。2015/11/16
Yuichiro Komiya
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自由に生きるにはどうすべきかに関して著者の経験を元に、思っていることを書いたエッセイ集。著者は主に自由に生きるためには、自分が自立して周りの人に依存することなく思考、行動することが必要ととく。自由に生きるというのは本当にすばらしいことだが、また難しいことでもあると思う。自分で自由と思っていても、なにかに依存している人は自由ではないのだ。恋人、お金、権力、仕事、これらに縛られて生きている人、煙草、酒、ギャンブルが生活の多くを占める人。これらの人も真の自由ではないと。2014/08/27
Yamanaka Shinya
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いかにすれば魂の自由が得られるかについて書かれた本。2012/03/20