内容説明
エンタメ愛を超えて、地方創生・アジア・デジタルへ!
吉本会長と『ビリギャル』著者がタッグを組んだ!
約6千人の所属タレントを擁する日本屈指のエンタメ企業である吉本興業。だが、大﨑洋会長はこのままでは、デジタル革命に“よしもと”は飲み込まれると危惧する。「地方創生・アジア・デジタル」をキーワードに、百年企業はどのように進化していくのか?
第1部 吉本会長が語る理由
第2部 大阪を元気にしたい
第3部 タレントとの理想の契約
第4部 吉本が考える地方創生
第5部 コロナ後に吉本が向かう未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasu
11
闇営業問題に関する吉本側の言い分、大阪含めて地方再生に関するビジョン、反社との壮絶な戦い。吉本や大崎さんについて今までよりも深く知れた。知らなかった事ばかり。ビリギャルの坪田さんが吉本の社外取締役なのも知らなかった。2021/02/23
anken99
2
吉本興業の大崎会長と、「ビリギャル」の坪田さんとの講演会におけるトークが主軸。大崎さんというとダーティーなイメージが一瞬ついてしまったが、本書を読むにあたり、やはりマネージャー業を長くやってきた人だけに、気配りの人であることがよくわかる。で、実は王道でもエリートでもなかったんですよね、この人。やっぱり努力と 何よりも好きであること、そして一生けん命やることに尽きるんだろうな、人生って。2021/06/24
ぽんこつメーカー営業マン
2
「自分が出来ないことだから部下に頼む」だから与えられた仕事を「出来ない」とは言うべきでない。 「部下にジェラシーを抱かない」。 分かってはいるけど、難しい。 常にどんな場面でも「正解」求めて動くことが大事だと感じた2021/01/18
父子雀
2
闇営業騒ぎで大混乱に陥った後に開かれた吉本の大崎会長らのトークショー・対談を収録した本。 その中でハイヒールが言っていた。「あの騒ぎで言いたいこと言うて歯向かってるのは東京の芸人ばかりで、大阪で仕事してる芸人は文句言わなかった。なぜなら、大阪で仕事してると芸人が大事にされてることがわかるから。Wヤング師匠も、年取って一線を退いても、ちゃんと吉本は花月の出番を亡くなる前まで用意してた。大阪で仕事をしてる芸人はそういうのを見てきてる」 ちょっとええ話。2020/11/28
WAKUWAKU
1
大崎さんの人たらしと言われる人間味と時代の流れ、空気感を感じ、それはいらちだかと次々に打たれる変化には脱帽しました。自分はアホだからと頼れる人に頼んで難局も越えていらっしゃいますが、これはこのご年齢でも素直にオモロい事で世の中を笑顔に幸せにしようとする純粋でそれは熱量がハンパないからなのだと感動しました。2020/12/10