内容説明
エンタメ愛を超えて、地方創生・アジア・デジタルへ!
吉本会長と『ビリギャル』著者がタッグを組んだ!
約6千人の所属タレントを擁する日本屈指のエンタメ企業である吉本興業。だが、大﨑洋会長はこのままでは、デジタル革命に“よしもと”は飲み込まれると危惧する。「地方創生・アジア・デジタル」をキーワードに、百年企業はどのように進化していくのか?
第1部 吉本会長が語る理由
第2部 大阪を元気にしたい
第3部 タレントとの理想の契約
第4部 吉本が考える地方創生
第5部 コロナ後に吉本が向かう未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十川×三(とがわばつぞう)
16
面白い。▼吉本興業は将来を見据えた社会への貢献の為,非上場化。(株主は目先の利益を重視する為)。様々な挑戦をする吉本は,大崎以前,以後で大きく変わった。日本一,反社と戦って決別した会社。▼大崎「素早くチャレンジして,失敗して,また立て直すだけのこと」▼岩手県紫波町(しわちょう)の「オガール」は興味深い。図書館が中心というのが良い。2023/01/28
Yasu
13
闇営業問題に関する吉本側の言い分、大阪含めて地方再生に関するビジョン、反社との壮絶な戦い。吉本や大崎さんについて今までよりも深く知れた。知らなかった事ばかり。ビリギャルの坪田さんが吉本の社外取締役なのも知らなかった。2021/02/23
ドッケン
11
吉本興業の社長になる方は、やはり良い意味で普通ではないんだなと思いました。2023/10/08
前田まさき|採用プロデューサー
8
吉本のいいところというのは、新しいメディアをどんどんつかみにいってるところ。ネットフリックスやユーチューブなど、「これもやろう」「あれもやろう」「失敗したな。じゃあこっちをやろう」という姿勢があるじゃないですか。上場化しておらず失敗が株価に響かないので、自分たちの資金繰りの中であれば、失敗を恐れずにやれるという強みもある。 2022/08/18
anken99
4
吉本興業の大崎会長と、「ビリギャル」の坪田さんとの講演会におけるトークが主軸。大崎さんというとダーティーなイメージが一瞬ついてしまったが、本書を読むにあたり、やはりマネージャー業を長くやってきた人だけに、気配りの人であることがよくわかる。で、実は王道でもエリートでもなかったんですよね、この人。やっぱり努力と 何よりも好きであること、そして一生けん命やることに尽きるんだろうな、人生って。2021/06/24