講談社文庫<br> 東京タワーの見える島

個数:1
紙書籍版価格
¥628
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

講談社文庫
東京タワーの見える島

  • 著者名:泉麻人【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062645942

ファイル: /

内容説明

街はいつも友だち、東京はちょっとセンチ――乃木坂、葉山、八王子、東京湾に浮かぶ高層都市……。ポスト・バブルの東京とその周辺を舞台に描く、連作短編小説集。もう若くはない、まだ老いてもいない。弾ける青春を駆け抜け、しかたなしに一息ついた30代半ばを越えた男たち。表題作「東京タワーの見える島」はじめ、懐かしく、ちょっぴりせつない12作を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つるりん

2
主人公たちは私より多分10歳ぐらい上の世代、1993~1994年の東京を舞台にした短編を集めたアンソロジー。あーなんかこんな時代だったっけねーと。ホラーな話もありつつの、レンジでチンして販売される下着の話に自分の出た大学が出てきてワロタw2015/10/15

となりびと

0
東京タワーの単語を含んだタイトルからはロマンチックさを感じたものの、内容は少しノスタルジックさを含んだ短編が多い。東京の地を舞台に90年代の中頃に書かれた作品とわかってそれも何となく納得する。主人公の男たちは三十の後半も迎えようとしてる人物たちでこの人たちからも若さや自由から少し遠のいた生き方や考え方が見てとれて現実感があった。図らずも同じような状況に身をおく自分と少し重ねてしまわずにもいられない。2015/05/09

カンパネルラ

0
東京近辺の各々思い入れのありそうな土地を舞台にした小説。幻想的なのやスノビッシュなのや時代を感じさせるのもあった。乃木坂の所に封印されたトンネルが実在してるってのには興味がある。バブルからのタイミングもうまく押さえていると思う2008/11/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/588892
  • ご注意事項