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内容説明
信じることから出発する創価学会と新しい社会を望む日本共産党が半世紀近く前に結んだ「創共協定」。百戦錬磨の論客がその誕生の舞台裏をさぐる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
浅香山三郎
11
池田大作と宮本顕治、つまり創価学会と共産党のトップが、一時期にせよ、手を結んでゐたといふのは、両者が互いに批判し合ふのが当たり前の現在では想像しにくい。佐高氏はどちらにも批判的だが、両者に対する批判は、ふたつの組織にとつての構造的問題でもあるやうだ。池田氏を巡る話も面白いのだが、「だまされた方の責任」の問題をより真剣に捉ヘるべきといふ、共産党への注文は、共産党的な論理回路への注文であり、久野収門下の佐高氏らしい批判だと思ふ。2022/06/18
SK
2
他の本からの引用が多く、これは酷い。舞台裏なんか、何も分からない。根拠の無いセックススキャンダルで、池田大作を叩くの、いい加減やめろよ。2020/08/16
うたまる
1
日本史上に燦然と輝く二人のペテン師、池田大作と宮本顕治。どちらも弱者の味方を気取りながらその実彼らの金と票を食い物にしてきた悪党中の悪党だ。そしてこのワルのツートップを料理するのがこれまた日本有数のゲス評論家、佐高信という豪華な顔ぶれ。当然真っ当な批判は出来うべくもないので人格攻撃、レッテル貼り、印象操作というアンロジカルな手法を駆使している。散々目を汚され後悔頻りの読書だったが最後の第7章には瞠目。伊丹万作の「騙されるということ自体が一つの悪である」と国分一太郎の「ウソを書かせてみる」は泥中の蓮だった。2024/01/14
ロバーツ
0
都知事選の参考書。2024/06/15
数之助
0
現代史の一側面。真実は藪の中。2025/12/18




